内容説明
老いた両親の介護の日々を通して、介護することの意味を実感していく著者。哀歓を分け合いながらともに生きる日々生への賛歌をつづる…。
目次
1 兆し
2 深まる混迷
3 回春と大げんか
4 浦島太郎の謎
5 あたしが笑っとこう
6 無知の罪
7 山姥たちの笑い声
8 両親の一大事
9 そして、今から
著者等紹介
飯田栄彦[イイダヨシヒコ]
児童文学作家。1944(昭和19)年、福岡県甘木市生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒業。看護専門学校で「文学」の講師を務めるかたわらグリム童話の講座を福岡市内などの図書館、コミュニティーセンターなどで開催している。1972年「燃えながら飛んだよ!」第13回講談社児童文学新人賞、75年「飛べよ、トミー!」第13回野間児童文芸賞推薦作品賞、86年「昔、そこに森があった」第26回日本児童文学者協会賞を受賞。92年「ひとりぼっちのロビンフッド」は第38回青少年読書感想文全国コンクール課題図書となる
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