西日本人物誌<br> 安東省菴

西日本人物誌
安東省菴

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816704093
  • NDC分類 121.54
  • Cコード C0023

内容説明

江戸時代初期、柳河藩の儒官・省菴は、同時代人の貝原益軒より8歳年長。「柳河藩の学問の祖」と呼ばれ、彼の家塾が後の藩学伝習館の基となった。明末清初の動乱を逃れて渡来した中国人学者たちとの濃密な交流など、ひたすら学問の道を生きぬいた生涯。

目次

第1章 安東省菴と柳河藩
第2章 朱舜水と明朝の滅亡
第3章 安東省菴と朱舜水の運命的な出会い
第4章 安東省菴と朱舜水の学風
第5章 安東省菴と邵康節
第6章 安東省菴の柳河八景
第7章 省菴と五人の中国人
第8章 省菴の著『理学抄要』
第9章 藩校伝習館と安東先生の碑

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

0
省菴に興味があったので。彼が生きた時代、柳川藩は「文」を軽んじる風潮があったようで、若い頃は同僚に疎まれたり少し苦労していますが、それでも藩主には目をかけられていたし、割と人に好かれるというか、愛される方の人だなあと思った。伊藤仁斎や東涯にも人格を絶賛されている。大変に読後感が良い。本書は朱舜水についても詳しくて、彼についても知りたかったのでとても勉強になった。省菴と舜水の交情は、ちょっとこいつらあぶねーぞ。と思ってしまうほど濃いです(笑)2015/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2204380
  • ご注意事項

最近チェックした商品