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内容説明
一体何だったのか。国鉄分割・民営化とは?国鉄JR当局の人権侵害を自ら体験し、自殺者150人の混乱の現場を生きた国鉄元運転士(国労組合員)執念のドキュメントである。
目次
1章 招福神像の立つ駅で(出勤二日目の朝;員数外社員;出勤初日;点呼;「は、ず、さ、な、い、よ」 ほか)
2章 三六〇円で来た男(「交番へいこう」;男の背後にあるもの;処分;組合間の確執;さらなる確執 ほか)
著者等紹介
村山良三[ムラヤマリョウゾウ]
1939年、山形県生まれ。1964年に国鉄東京機関区の電気機関助士となり国鉄労働組合(国労)に加入する。1967年、田町電車区の電車運転士となり、東海道線・横須賀線・伊東線などで勤務。1987年のJRへの移行にともない新橋要員センターへ強制配転させられ、さらに1988年に新宿要員センターへ異動。1996年にJR東日本を退職する。新日本文学会会員。井上光晴「文学伝習所」二期生。組合サークル誌「作家集団」に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。