内容説明
ラケット職人の家族、著者自身の両親と兄が体験した戦時下と戦後の物語。
目次
町工場街の子どもたち“1936年(昭和11年)小学校入学”
ラケット工場
国家総動員法“1937~40(昭和12~5年)小学校2~5年生”
足で泣く
土足の泥
留守を守る
知人たちの出征“1941年(昭和16)小学校6年生”・“1942年~43年(昭和17年~18年)中等学校入学~2年生”
我が家で勤労動員“1944年(昭和19年)中等学校3年生”
大空襲“1945年(昭和20年)3月中等学校3~4年生”
父さんのふるさと“1945年~47年(昭和20年~22年)中等学校4年生~5年生、卒業”〔ほか〕
著者等紹介
青海美砂[アオミミサ]
東京都出身。荒川区で生まれ、戦災で家が焼かれたため、愛知県へ移住。幼少期の10年間過ごし、上京。現在にいたる。日本児童文学者協会会員。ひまわり時計同人、季節風同人会員。「足で泣く」第15回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞佳作受賞
五十嵐志朗[イガラシシロウ]
画歴。二科展入選2003年~06年。上野の森美術館大賞展入賞2006年。第一美術協会展入選、2013年スポンサー賞。2014年準会員佳作賞。2015年青山熊治賞。2017年東京都知事賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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