内容説明
「はるちゃんのおにぎり」のストーリーには神経系を整えて穏やかにする秘密が隠されています。絵本の中には5つの動作が出てきます。この5つの動作はいわゆる神経系の「下ごしらえ」をするものです。日常生活に神経系の知識を少しプラスすることで、今まで以上により柔軟に気楽に日常を送れるヒントを提供します。はるちゃんの行動の背景にあるものを神経生理学の知識によって解説します。絵本をより効果的に活用できるようになります。
目次
おはなし はるちゃんのおにぎり
1章 神経系のはなし
2章 5つのエクササイズ~神経の下ごしらえ
3章 サーモモードをつくり、レジリエンスのある生活へ
4章 神経系の発達
5章 気づきが癒し
著者等紹介
浅井咲子[アサイサキコ]
神経セラピスト。外務省在外公館派遣員としてロンドンにある日本国大使館に勤務する。その後渡米し、カリフォルニア州のジョンFケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士課程(身体心理学専攻)を修了。オークランドにある地域カウンセリングセンターで研修。帰国後教育センター、企業内で相談員として勤務。2008年から、私設セラピストとして自己調整とレジリエンスのある生活を提案し続けている。2011年より被災地(福島)で定期的にトラウマとPTSDのケアのためのゲームを実施(8回訪問)している。多重迷走神経理論のS.W.Porges博士からも直接講義を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
銀の鈴
19
養育者の態度がその子の一生を決めます。そして従前の過去に受けた傷は生涯治らないというものではなく回復できますよ、というスタンスが柔らかでとてもいいです。SEの理論が1番わたしにはしっくりきます。おすすめです。2021/06/09
左端の美人
10
身体と心のつながり。サーモスタッドの臓器腎臓と仲良くなる。2018/04/11
れい
8
多重迷走神経理論を、簡易に説明している本だけれど、何だろう、慣れない内容なのか、理解するのに時間がかかった。療育に利用されるもののようだけれど、その後その子が大きくなった時にどんな問題を抱えやすいかという、ビフォアアフターが描かれていて、過去、現在どちらからも検証が為されるのは、凄いと思った。ということは、大人にも応用利用可ということだ。脳神経は学んだけれど、このような体系は知らなかったので興味深かった。2018/01/21
ひろか
7
多重迷走神経理論はこれからもっと注目されるだろう2018/01/02
Junko M
2
この本は素晴らしいです。最近自分らしくない、疲れていて、元気がない、そんな人は読んでください。 簡単そうな内容ですが、奥が深く、この本は分子栄養学の先生に紹介されました。 このワークをいろんなところでやってみると、心が元気になる人が増えそうです。2020/09/12
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