目次
1章 DV・トラウマをより深く理解する(パワーとコントロール;目に見えないDVのつらさ)
2章 Bさん(加害者)について(なぜBさんに焦点をあててこの章を書くのか;Bさんの2面性;Bさんは変わるのか?;PA:Passive‐Aggression)
3章 回復の途中で気をつけておきたいこと(不快な感情と向き合う方法;心の空虚感は一気に埋めずに時間をかけて;私を幸せにする力は私自身の中にある;自分の人生の舵をとる)
4章 自分で自分を大切にする歩み(PTG:Post Traumatic Growth;私が私を大切にする方法)
自分を塙現するためのアートセラピー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
17
DVが家庭を壊す。毎日学校に来て、授業を受けたり部活動をしたり、一見普通に生活している生徒の中にも、DVに心を傷つけられている子供がいるかもしれない。また、男女交際を始めた生徒が、自分の本当の気持ちを抑えて、むやみに相手に合わせようとしているかもしれない。日々の学校生活で、生徒に「あなたが、あなたを幸せにするんだよ。だれかに、幸せにしてもらうんじゃないよ。」と伝えたい。みんなの幸せのために。2017/11/04
銀の鈴
12
離れたあとのトラウマによる傷から、自分の円をもう一度戻したくて、加害者のもとに行きたくなる、その仕組みがわかっただけでもよかったかなあと思います。2019/06/29
月花
2
PTG 心的外傷後成長という概念に随分、救われました。如何に自分のコントロールを奪われ隷属させられていたのか痛感しました。台詞のパターンに当てはまるものやフラッシュバックを起こすものが多く、治療、癒しへの手助けになりそうです。フラッシュバックは癒しへの過程なので、多く支配されてきた人生について時々考えたいと思います。2015/04/19
未知亜
2
別居できているならセミナー要らん!この本を読んでワークをして、辛くなったら自助グループに参加あるのみ!と断言できるほどよく整理された内容です(笑)2013/06/23