内容説明
アラビアのロレンスゆかりの地アカバ。ここで暮らした童話作家がかろやかに描く異文化の世界。…断食月、巡礼月、多妻、遺跡、伝説、魔術、女性たちの暮らし、などなど…。
目次
1 アカバへ
2 街を歩けば
3 結婚狂騒曲
4 砂漠の国の季節感
5 旅のつれづれ
6 桃色の古代隊商都市ペトラ
7 断食月と巡礼月
8 花嫁、はなよめ、ハナヨメ
9 蜂蜜色の風、アル・ベイダ
10 終章
著者等紹介
井上夕香[イノウエユウカ]
童話作家。1935年、東京に生まれる。1976年『ハムスター物語』で毎日新聞児童小説新人賞受賞。以後執筆活動に入る。『魔女の子モッチ』(学研)で第一回小川未明賞優秀賞。同作品が中国で出版される。98年、葉祥明氏との共作絵本『星空のシロ』でけんぶち絵本の里大賞びばからす賞。発明「これがホントのぞうきんバケツ」で朝日新聞社賞。1995年と2001年、JICAの環境問題シニアボランティアの夫と共にヨルダンに滞在。帰国後、雑誌や講演を通じてヨルダンの遺跡や文化の紹介をしている
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感想・レビュー
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