内容説明
「水」とは人の生活そのものであり、先祖が稲作とともに育んできた古来の生活文化に原点があります。その根底には「ありがとう」の心をもって、自然とともに生きる伝統が流れています。本書には、印旛沼の地域の水について、地域を越えた内容を選んで収めました。
目次
第1話 古村―暮らしに生きていた水
第2話 水は生命を育み生活を育む
第3話 大地はきれいな水を育む
第4話 湖沼は川を通して大地とつながる
第5話 今日からできる生活排水をきれいにする方法
第6話 食生活が地域を変える
著者等紹介
白鳥孝治[シラトリコウジ]
1928年1月20日生まれ。1952年東北大学農学部農芸化学科卒業。1953年4月千葉県農業試験場。1972年東北大学農学博士。1980年4月千葉県水質保全研究所長。1981年6月千葉県公害研究所長。1983年4月千葉県環境部技監。1984年3月千葉県退職。同年11月財団法人印旛沼環境基金勤務。現在、財団法人印旛沼環境基金主任水質研究員。著書に『農業公害ハンドブック』地人書館、共著、『印旛沼・手賀沼水環境への提言』古今書院、共著がある
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