目次
序章 結婚と人間の性
第1章 人間の性と結婚の倫理(人間の性と愛の人間学的理解;聖書における人間の性と結婚の理解;結婚と家庭のキリスト教倫理)
第2章 結婚の不解消性と離婚―新約聖書における背景と意味(主の命令と使徒パウロの教え;モーセの律法とイエスの権威による結婚と離縁)
第3章 結婚の意味と目的の変遷(アウグスティヌスの「結婚の三つの善」;初期スコラ学における結婚観;トマス・アクィナスの結婚観;トリエント公会議とその『公教要理』;諸教皇の教書における結婚観)
第4章 離婚・再婚者に対する司牧的配慮(結婚の不解消性の意味の再確認;「婚姻の解消」の教会法的理解と現状理解;離婚・再婚者に対する司教的配慮)
著者等紹介
浜口吉隆[ハマグチヨシタカ]
1946年長崎県五島市に生まれる。1970年南山大学文学部哲学科卒業。1972年同神学科卒業。1973年カトリック司祭叙階(神言修道会)。1978年上智大学大学院神学研究科修士課程修了。1978年10月‐1982年9月ローマ・グレゴリアーナ大学大学院にて倫理神学専攻。現在、南山大学教授(倫理神学、生命倫理担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 八千枚供次第