日米相互イメージの変遷―B29墜落機をめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784816503641
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0031

内容説明

酸鼻を極めた東京大空襲とB29墜落米兵の処刑。戦後60余年をへて、日米の相互イメージはどのように変化したのか。墜落米兵慰霊碑建立をめぐって縦横に展望する。

目次

いまB29墜落碑から見えてくるもの
第1部 戦後六十二年における日米相互イメージの変遷(戦争末期・米軍占領時代から六〇年安保闘争まで;日本の経済大国化時代;グローバル化と日本の世界的ソフト・パワー)
第2部 B29墜落地での米兵慰霊碑建立(つくばの「B29墜落平和の碑」―クック夫妻の訪日に寄せて;宮崎県高千穂町の「五ケ所平和祈念碑」;山口県柳井市の「平和の碑」;名張市青蓮寺の「B29搭乗員十一名追悼碑」建立;豊田市坂上町そだめ「B29の里」;静岡市の「B29墜落搭乗者慰霊碑」;千葉県東庄町のB29墜落「平和の塔」;他の重要なB29墜落慰霊碑)
B29墜落戦死米兵慰霊碑の二十一世紀における展望―玉泉寺の米将兵とロシア艦ディアナ号水兵墓所をモデルに
捕虜(墜落B29生存米兵)の待遇について

著者等紹介

草間秀三郎[クサマヒデサブロウ]
1937年茨城県に生まれる。1959年青山学院大学文学部英米文学科卒業。1964年ノースカロライナ大学大学院政治学研究科修了(国際関係論専攻)。朝日イブニング・ニュース社編集局員。1971年プリンストン大学ウィルソン研究所客員研究員。1978年愛知県立大学外国語学部教授。1990年ウィルソン研究で法学博士。現在、愛知学院大学客員教授・愛知県立大学名誉教授。愛知県国際交流推進功労者表彰(2004年)、ケンタッキー州名誉大佐称号授与(2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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