内容説明
本書では、ニーチェ自身にとってはいうまでもなく、現代思想の領域においても、最高傑作に属する『このようにツァラトゥストラは語った』をほぼ中心にして、ニーチェが語るところをできるだけ綿密に考察しようとした。しかしニーチェ自身が述べているように、思想を学ぶにあたっては、それに主体的にかかわって、それをわがものとしていくことが忘れられてはならない。その意味で、ニーチェの語るところはまた、同時にわれわれ一人一人にとっての重要な課題でもある。
目次
方法
良心と知的良心
ニヒリズム
神
キリスト教
イエス
愛
信仰
歴史
現代批判〔ほか〕
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- 和書
- 日本舞踊の世界