出版社内容情報
文法、綴り、発音、日本人には掴みづらいコミュニケーションの感覚など、
英語の「なぜ?」を言語学で解決!
「そう習ったから」「そういうものだから」
…で止まってしまっていたことをスッキリさせませんか?
YouTubeチャンネル「いのほた言語学チャンネル」がついに書籍化!
英語学習で感じる「これってなんで?」という疑問や
深掘りすると面白い単語の語源など、言語学者が徹底解説します。
■英語学習のモヤモヤをスッキリ解消!
「昔の英語には謝罪表現がなかった?」
「“It’ s OK.”はYes?それともNo?」
「oftenの“t”を発音する人が増えているのはなぜ?」
「dolphinの“ph”はかっこつけだった?」
「I’ ll come to your office.“あなたのオフィスに来ます”というのはなぜ?」
…などなど、気になるトピックが満載。
一つ一つの疑問が解消されるたびに、英語学習がもっと楽しく、
また、身の回りにあふれることばが気になって仕方なくなるかも?
■知識が「使える」英語に変わる!
「なるほど」「へぇ」となるトピックの数々は、
教養を深めたい方や英語の授業のネタを探している方にももちろんおすすめですが、
本書で得られるのは単なる雑学ネタにとどまりません。
言語の背景にある文化や思考法に考えを馳せることで、本質的な英語の感覚の獲得にも近づきます!
学校での英語学習に苦手意識があった人にもぜひ取ってほしい、英語が面白くなる本です。
【目次】
入門編 言語学をのぞいてみよう!
「昔の英語には謝罪表現がなかった!?」
「ネイティブはLとRはまちがえないと言うがそうでもなかった」
「Zがアルファベットの最後に追いやられた理由」 など
初級編 言語学で英語のホントが見えてくる!
「英米人はほめられても謙遜しない、はウソ!」
「throughは516通り! 中世英語の綴りはマイルール」
「Do you~?のdoは、そもそもどーゆーもの?」 など
中級編 言語学で英語のなぞを解く!
「goの過去形はなぜwent? 不規則変化がカオスな理由」
「アメリカはあんなに広いのに、なぜか方言が少ない」
「英語とインドのサンスクリット語の祖先は同じだった?」 など
上級編 言語学で英語をもっと深掘る!
「英語は、なぜわざわざ単数と複数を分けるのか」
「顔文字や頭字語など、SNSの表現からみえるもの」
「今の英語の否定形は1000年前にもどっている!!」 など
【目次】
第1章 米がない国、日本 令和の米騒動とは何か
?米が足りない、値段が上がるという未曾有の事態
?インバウンド・猛暑・流通問題だけではない構造的原因
?「農政の失敗」「食の安全保障の脆弱性」が暴かれた瞬間
?なぜ日本のコメが足りなくなったのか
?JA解体論、スマート農業はナンセンスだ
第2章 コメ農家が消える日
?価格下落、コスト高、後継者不足の三重苦
?(相似形としての)酪農の崩壊と家畜の殺処分
?自給率37%の虚構と、備蓄「1.5ヶ月」の恐怖
?スマート農業と大規模農業+輸出振興策がコメ農家を消滅させる
3章 クワトロショックの時代 世界情勢と日本農業の危機
?コロナ、異常気象、戦争、中国の爆買い
?肥料・飼料の高騰と輸入依存のリスク
?世界の穀物が中国に集中しているという現実
?買いたくても買えない時代がやってきた
4章 戦後農政の落とし穴 自給率低下の構造
?減反政策と食生活のアメリカ化
?関税自由化とFTAの波」
?経産省と農水省のせめぎ合い 自動車と引き換えに差し出された農業
?財務省の論理:「食は切りやすい」予算の標的
?日本は独立国か?問われる主権と交渉力
第5章 再生への道 自立した農と食を取り戻す
?地域ごとの100%自給を目指す構想
?米1300万トン体制の復活と直接支払い制度
?輸出推進の見直しと国内優先政策への転換
?食料自給圏を構築せよ 千葉県いすみ市の取組
?消費者一人一人にできること