出版社内容情報
■こころの病気やストレス、気分の落ち込みに効果的な心理療法
うつ病や不安症などのこころの病気の治療には、薬物療法が多くおこなわれていますが、薬で一時的に症状を改善できても、再びその症状に悩まされることが少なくありません。
そこで、こころの病気に有効な治療法として薬物療法と並んでおこなわれているのが、認知行動療法です。考え方のクセを見直し、ものごとの捉え方を変えて行動してみることで、つらい気分の原因を解消していきます。
本書では、認知行動療法の基本的な考え方と治療の流れをわかりやすく解説しました。
■自分で実践できる認知行動療法のやり方&ワークを紹介
クリニックで治療を受ける際の参考に使っていただくのはもちろん、ストレスや心のつらさを感じているときに自分で実践できるように簡単な実践法とワークを多数紹介。ワークは別冊にまとめて掲載してあるので、コピーして何度でも使うことができます。また、PDFファイルのダウンロードも可能です。
■認知行動療法を受けてみたい方、学びたい方に
治療現場では病気や症状に合わせておこなわれる認知行動療法。そのバリエーションも解説しているので、専門家のもとで認知行動療法を受けてみたいと考えている方、認知行動療法を専門的に学びたいと思っている方にも役立つ一冊です。
【目次】
1 認知行動療法とは ――考えかたと治療の流れ
2 [自分でおこなう認知行動療法1]思考パターンを変えてみよう
3 [自分でおこなう認知行動療法2]いつもの行動を変えてみよう
4 [自分でおこなう認知行動療法3]考えかたのクセを見直す
5 症状に合わせておこなう、さまざまな認知行動テクニック
6 疾患別 より効果的な治療法
別冊 自分でできる!認知行動療法ワークブック
内容説明
思考パターンを変えると、心がラクになる!行動できる!ストレス・気分の落ち込みに。うつ・不安症などの心の疾患に。セルフケアに、治療の流れを学びたい人に選ばれているロングセラー。
目次
認知を変えれば、気分が変わる!
1 認知行動療法とは―考えかたと治療の流れ
2 〈自分でおこなう認知行動療法1〉思考パターンを変えてみよう
3 〈自分でおこなう認知行動療法2〉いつもの行動を変えてみよう
4 〈自分でおこなう認知行動療法3〉考えかたのクセを見直す
5 症状に合わせておこなう、さまざまな認知行動テクニック
6 疾患別 より効果的な治療法
著者等紹介
福井至[フクイイタル]
東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科/大学院教授、医療法人和楽会認知行動療法センター所長。公認心理師、臨床心理士、博士(人間科学)。1982年、早稲田大学第一文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得後、退学。札幌大学女子短期大学部助教授、北海道浅井学園大学人間福祉学部助教授、東京家政大学文学部助教授を経て、2008年より現職。赤坂クリニックにて認知行動療法の臨床も手がける
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
医療法人和楽会理事長、パニック障害研究センター所長、京都府立医科大学客員教授。医学博士。1968年、名古屋市立大学医学部卒業後、ミュンヘンのマックス・プランク精神医学研究所に留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長を経て、93年、なごやメンタルクリニック開院。97年、赤坂クリニック理事長となる。パニック症や社交不安障害治療の第一人者として、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。