出版社内容情報
「身につけるためであり 身につけるためでない 気張らない爪」というコンセプトで、「爪」を生み出す人気作家、つめをぬるひと氏による初の書籍。「サブスク」「一日の在り方」「解像度」「花束から褒美」といった、著者ならではの物語性のある作品と塗り方を紹介。もっと自由に、そして日常に寄り添う存在としての爪を提案します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
36
爪は自分の体で唯一改変できるもの。きっとこの人は今自分をやり直してる途中なのだ。だから万能感が必要で、それを充足させるために“つめをぬる”。ネイルアートの本というよりはアートブックでした。グレイで塗るのとかドットで埋めるのとかドットの上にラメを刷くのとか可愛い。2021/01/19
あじ
31
「水をまいたばかりの、真夏のアスファルト。なんとなく湿気を感じながらも、時間が経てば水分は蒸発する。夏の失敗もそんなふうに蒸発してほしい」【屋上】のタイトルがついた作品には、真っ青な空と太陽と光と水が指先で踊っていた。文学的感性を漂わす作品タイトルと、そこに添えられた言葉が“つめをぬるひと”のシルエットを描く。自由で大胆、小さなキャンバスに弾む抽象画。彼女のつけ爪で空間を切り取りたい、親指と人差し指で窓枠を作って。早速ネットで買い求めてきます!◆制作手順レシピ掲載2021/02/24
れどれ
2
素晴らしい魔法書。この苦しい世を呪わず、ことほいで生き抜いていこうとする美しい理念と実践。現代社会のはらむ矛盾を調停していける理想像、現代人としてのあるべき姿とはこれだと嬉しくなった。載ってる爪もいちいちきれいだし。2022/07/16
hiro6636
1
再読。 無敵になれる気分。2022/07/26
hiro6636
0
図書館2021/05/27
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