出版社内容情報
本書は、新任の調剤事務員が必ずぶつかる、よくある疑問、素朴な疑問に、調剤事務のプロの方たちが、ズバリ、ズバリと回答しています。分野ごとに引きやすく、使いやすい構成になっていますので、保健調剤事務の現場で、今すぐに役立ちます。法令法規は、令和2年に改訂された内容にもとづいています。
目次
第1章 薬局業務の基礎知識
第2章 保険の種類
第3章 処方箋の見方
第4章 調剤報酬の算定
第5章 レセプトの記載
第6章 その他の関連項目
著者等紹介
鹿村恵明[シカムラヨシアキ]
東京理科大学薬学部教授/有限会社グッドファーマシー代表取締役。1988年昭和薬科大学薬学部卒業、サンド薬品株式会社、足利中央病院勤務を経て、1993年から保険薬局薬剤師となる。2005年有限会社グッドファーマシー代表取締役に就任し、栃木県足利市でエムズ薬局を経営しながら、2008年より東京理科大学薬学部教授(薬局管理学)を兼務。(一社)日本医療薬学会理事、(一社)栃木県薬剤師会副会長。博士(薬学)東京理科大学。薬剤師の疑義照会(処方薬に対する疑問点等を医師に確認する業務)の有用性、OTC医薬品(処方箋なしで購入できる市販薬)の有効活用、SNSを使った服薬フォローアップシステムの開発などの研究をしている
上村直樹[カミムラナオキ]
東京理科大学薬学部教授/株式会社ファーミック代表取締役。1986年東京理科大学薬学部卒業。在学中に富士見台調剤薬局(株式会社ファーミック)を開設、1998年東京理科大学薬学部非常勤講師を経て2006年教授に昇任。薬剤師会職務としては、東京都北多摩薬剤師会長、2004年東京都薬剤師会理事、2006年に常務理事、2008年に副会長。2014年日本薬剤師会理事に就任。博士(薬学)東京理科大学。専門は薬局管理学、医薬品情報学、社会薬学。大学では調剤過誤防止をテーマに、医薬品のパッケージやPTP包装の色・デザインなどによる識別性の研究をしている
花島邦彦[ハナジマクニヒコ]
東京理科大学薬学部臨床教授/茅ヶ崎寒川薬剤師会地域医療センター薬局。1983年星薬科大学薬学部卒業。1983年茅ヶ崎徳洲会総合病院薬剤部、1988年湘南鎌倉総合病院薬局長。1996年有限会社サン・メディカル設立、アスカ薬局茅ヶ崎駅前店開局。2020年茅ヶ崎寒川薬剤師会地域医療センター薬局。2009年より東京理科大学薬学部臨床教授。薬剤師会職務としては、茅ヶ崎寒川薬剤師会理事を経て現在副会長。2010年~2015年神奈川県薬剤師会理事。2017年から公益社団法人日本医療保険事務協会試験委員
下野江之介[シモノコウノスケ]
東京理科大学薬学部臨床教授/株式会社アップルケアネット取締役薬事部部長。1993年昭和大学薬学部卒業。1993年株式会社東京調剤センター入社、1998年昭和大学病院付属東病院の近くの「わかば薬局」薬局長。2003年株式会社アップルケアネット入社、自治医大前店勤務。2005年マネージャに就任し、店舗の開業・運営に関わり関東6都県の保険薬剤師登録を経験。2010年薬事部部長に就任し、薬剤師のトップとして様々な業務を行い2016年取締役就任。2018年(―社)栃木県薬剤師会理事。2020年(―社)小山薬剤師会理事。2020年東京理科大学薬学部臨床教授
中屋瑞穂[ナカヤミズホ]
株式会社シスプラ代表取締役。1996年栃木女子高校卒業。2002年株式会社シスプラ入社。入社当時はレセプトも紙請求だったが、レセプト電算、電子カルテ、電子薬歴と急速に電子化が進む中で約20年間、毎日レセコンの操作に不可欠な保険やレセプト請求に関するQAの対応をしている。2019年より代表取締役となったが、現在でも病院や診療所、保険薬局で利用しているレセコンのQAサポート業務を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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