出版社内容情報
著者が世界中を旅して教わった家庭の味を、食文化のコラムを交えて紹介した1冊です。本書で紹介するレシピは、本場の味を再現しながらも、日本で手に入る食材で手軽に楽しめるようアレンジされています。食材から出る出汁だけで作れる、心と体にやさしいスープを約80品紹介しています。
内容説明
素材の味を生かした、心と体にやさしいスープ76品。スープと一緒に味わいたい、各国のコラムも充実!
目次
世界を旅する定番スープと雑穀・豆スープ(東南アジアの食文化を旅する;モンゴル・ウズベキスタン・中国・韓国の食文化を旅する;中近東・北アフリカの食文化を旅する;ロシア・ウクライナの食文化を旅する;ヨーロッパの食文化を旅する;北欧・中欧の食文化を旅する;北米・中南米の食文化を旅する)
冷たいスープ&デザートスープ(世界の冷たいスープとデザートスープを楽しもう!)
著者等紹介
荻野恭子[オギノキョウコ]
東京生まれ。料理研究家、栄養士。女子栄養短期大学を卒業。各種の料理学校で世界の料理を学ぶ。ロシアをはじめ、イラン、トルコ、中国、韓国など、60カ国以上を訪れ、現地のレストランや家庭で料理を習い、食文化の研究を続けている。自宅にて料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。雑誌や書籍をはじめ、テレビ番組などでも幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
29
「スープ」という調理法がいかに普遍なものかがよくわかる、文化史のような側面も楽しめるレシピ集です。荻野さんの本、大好き。その国を代表するようなレシピが多いのだと思いますが、あれだけインド料理が好きなのにおかゆ(キチリ)のレシピは作ったことがない!ううむ。スパイスバター、万能調味料じゃない?表紙はスペインのメルルーサ サルサ ベルデ。メルルーサって市場だと「安価な白身魚」扱いだけど美味しいですよね。…スペイン語だったのか…。2025/06/11
Book Lover Mr.Garakuta
11
【図書館】【速読】:料理勉強中の自分にはもってこいの本だった。2022/05/21
ぽけっとももんが
6
一冊で世界旅行。いろんな国の料理の特徴と代表的なスープのレシピが紹介されている。わたしは各国の料理の本が好きで、写真を眺めてレシピを見てはあれこれ想像するのだけれども、スープというものはレシピを見て一番味の予想のつかないものかもしれないなぁと思った。発酵させたものを入れたり、馴染みのないハーブをたくさん使ったり。さっぱりわかんないなぁと何度もレシピを読み返し、写真を眺めてはページをめくる。楽しいぞ。2020/03/07
コウママ
4
レシピを見ると結構手がかかっているし調味料が揃わなそうだし味の見当がつかないし多分作らない。でも旅本として見て、あちこちの国の市場の写真とかいいなぁ。ながめて旅行気分。参鶏湯、ブイヤベース、けんちん汁、馴染みのスープがすごくおいしそう。2023/04/02
白井ぱんだ
1
図書館の特集から選んだ一冊。スープが美味しい季節におすすめな世界のスープが並んでるの良き、しかも各国の食事場も紹介されてて楽しい!レシピも基本簡単かつスタンダード、さすがスープ。私でも作れそうって思えるレシピ本貴重。この冬はお家で海外気分を味わう楽しみができた。中近東のスープは庭のミントの活用も出来て一石二鳥の楽しみ方ができる、素晴らしい発見。ただスープにミントって想像できなくてドキドキもするぞう〜!爽やかスープ、未知の世界だ。2024/12/03