出版社内容情報
「人間は考える葦である」とはパスカルの言葉です。考えることができるから、人間なのです。どちらかを選ばなければならない究極の選択をするときに、どう考えるのかといった実験を頭の中ですることで論理的な考え方が身につきます。本書は、マンガで実験を紹介し、その後にどう考えるかを解説しました。
内容説明
自分を産む前の親を殺したら?5人の命と1人の命どちらを救う?「もしも」を想像することで思考の幅がぐんぐん広がる。
目次
第1章 正しさと公平(トロッコ問題;トロッコ問題(太った男編) ほか)
第2章 同一性と本質(テセウスの船;テセウスの船(もう1つの船編) ほか)
第3章 矛盾と逆説(親殺しのパラドックス;ブートストラップのパラドックス ほか)
第4章 損得と期待値(囚人のジレンマ;最後通牒ゲーム ほか)
第5章 人工知能と近未来(犯罪予防;職業選択 ほか)
著者等紹介
田代怜奈[タシロレイナ]
上智大学大学院哲学研究科博士前期課程修了。「社会に生きる哲学」を目指し、哲学対話のファシリテーターとして活動している。私立中学の非常勤講師を務めるほか、自由大学などで哲学講座を開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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