出版社内容情報
新進気鋭のコケ研究者がおくる、 コケのフィールド図鑑の決定版!都市から高山まで、よく見られるコケ506種を紹介。1000枚以上もの豊富な写真を用いて各コケの特徴や見分け方、魅力を分かりやすく解説。生態系や環境との関連など「わび・さび」だけでは語りきれないコケ。本書を片手に、ステキなコケに逢いにいきませんか?
内容説明
都市から高山まで、よく見られるコケ506種を紹介。1000枚以上もの豊要な写真を用いて各コケの特徴や見分け方、魅力を分かりやすく解説しています。生態系や環境との関連など「わび・さび」だけでは語りきれない、コケにできないコケ。本書を片手に、ステキなコケに逢いにいきませんか?
目次
都市のコケ
農村のコケ
庭園のコケ
常緑樹林のコケ
落葉樹林のコケ
針葉樹林のコケ
高山のコケ
湿原のコケ
著者等紹介
大石善隆[オオイシヨシタカ]
静岡県浜松市出身。京都大学農学研究科博士課程修了。博士(農学)。現在、福井県立大学学術教養センター准教授。専門はコケ生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
97
素晴らしい!苔、日本人には馴染み深い生物なのに実際は詳しくは知られていないものです。とにかく全体写真が美しい。ルーペなどが無いと観ることが出来ない、その小さな本来の姿は驚きの形です。それぞれの名称も面白くカタカナ表記以外の漢字表記ではなるほどとうなずける部分があります。都会にも田舎にも山にも川沿いにもそこここに逞しく生きている苔。ルーペを購入し、そしてこの本も購入して苔の観察をしたいと思います。持ち運び出来るサイズの本だから旅のお供にも。 2019/06/27
榊原 香織
67
深い世界です。萌えるの分かります。 芳香で存在が分かるカビゴケ(名前が悪い)、爽やかな柑橘系の香りだそうです。嗅いでみたい。 英語でapple mossと呼ばれるタマゴケ、プルンと丸いのがつく、見てみたい2023/07/19
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
61
マイナスイオンを感じる写真付の図鑑。コケの役割が分かりやすかったから、買います!探します!(* ̄∇ ̄)ノ2019/06/15
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
47
読みともさんのレビューをみて興味をもった1冊。都市から高山までよくみられる506種を紹介。遠くから見た「群落」、近づいて見た「個体」、ルーペで見た「部位」、実際のコケの大きさがわかる「スケール」の4タイプの写真を掲載。お気に入りの東福寺本坊庭園の北庭の小市松の庭が載っていてテンションがあがる。ハンデイタイプなので日本庭園にいくときにはこの本を携帯しようと思う。2019/11/16
サン
18
全カラーで、写真の豊富なコケ図鑑。コケの形色などから調べやすい。霧吹きで水分をかけると見た目が変わる部分を拡大していたり、変化する色を書いていたり大変わかりやすい。解説も面白く、読んでいて飽きない。最後のコラムのオチには笑いました。2020/07/05