出版社内容情報
本書では、品質管理の考え方、ISO9001というマネジメントシステム、ISO9001取得のメリット・デメリット、2008年版と2015年版の違い、認証のための作業、作成する書類、審査手順、再調整、さらに取得後の運用に至るまでのプロセスを丁寧に解説しています。
内容説明
2008と2015の違い、2015への移行の必要性、導入ステップと費用、システム維持のポイント、ISO9001:2015規格内容、要求される文書と記録。豊富なイラストとチャートでわかりやすく図解!
目次
第1章 ISO9001とは?取得する意味
第2章 ISO9000ファミリーと品質マネジメントシステム
第3章 ISO9001取得の手順
第4章 ISO9001:2015の規格内容
第5章 文書と品質マニュアルの作製・運用
第6章 ISO9001をうまく運用するために
付録 ISO9001成功企業ケーススタディ集
著者等紹介
平川雄典[ヒラカワユウスケ]
アイソ・ラボ株式会社代表取締役。1950年佐賀県生まれ。元勤務先でのISO9001認証取得を主導した経験と、世間がISOバブルの時代を迎えつつあったこともあり、2002年に福岡県でISOコンサルティング業のアイソ・ラボ株式会社を設立。全国47都道府県の企業(2017年8月現在526社)へのISO認証取得支援の実績がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シロクマ
1
ISO9001の概要や運用についてわかりやすく書かれている。ISOは取得はしていても実際に上手く運用できていないと意味がない。今の業務に活用できればいいと思う。2020/06/18
Schri18
0
ISO9001の概要 重要なところはおさえてありそう2023/04/22
tsumahiro
0
基礎からわかると書いてありますが、ISOを初めて学ぶ人にはやや重め(特に第4章)。勤務先でISOに関しての何らかの役目を任命され、半年〜1年くらい実務経験した後に頭の整理に使うと良い感じです。社内のISO専門部署でガッツリ仕事する人でなければ、見開きの左半分のイラストだけ読み進めるだけでOK。構築や運用の説明は、中小の製造業前提で書かれています。第4章の規格内容説明は、規格書の不自然な和訳のまま回りくどい説明を付け足しているだけなので、読むと眠くなる、初心者は読み飛ばし推奨。2021/07/23
少穆
0
品質マネジメントシステムに関する規格、ISO9001の大きな改定があった2015版を学ぶことのできる本。社内規則多いなぁと思って面倒くさがっていたけれど、本来は品質マネジメントシステムにのっとったものであったので、正しく運用すれば高い成果を得られるのだろうなと見直しました。2018/02/21