出版社内容情報
高齢者になると、噛む力や飲み込む力が弱まり、通常の料理では誤嚥や栄養不足になってしまうことも。本書では、高齢者の人でも安心して食べられる料理のレシピと、調理をする上で気をつけたい点もきちんと解説。その人の状態に合せて作れるよう、1つの料理につき、「容易にかめる」「歯茎でつぶせる」「舌でつぶせる」「かまなくてよい」作り方を掲載しました。また、介護しながら食事の準備をするのは大変なもの。冷凍食品や総菜なども活用し、なるべく手間がかからず、だれでもおいしく作れるよう工夫しました。
中村育子[ナカムライクコ]
内容説明
毎日の食事の用意は、大変なもの。本書では、介護者の方の負担が少しでも減るよう、とにかくかんたんで、おいしいレシピを集めました。介護用食品や冷凍食品、レトルト食品も活用しています。その人に合ったかたさで作れるよう、1つのレシピにつき「弱い力でかめる」「歯ぐきでつぶせる程度」「舌でつぶれる程度」「かまなくてよい程度」の4つの作り方を掲載しています。食欲低下や低栄養予防、便秘や下痢のときなど、症状・目的に合わせたレシピを掲載しています。それぞれ、食事のポイントと、調理のテクニックもあわせて説明しています。
目次
第1章 低栄養予防とかみやすく、飲み込みやすくする食事の工夫(高齢者のからだの変化を知りましょう;低栄養と水分不足に気をつけましょう;食事の形態、合っていますか? ほか)
第2章 とにかく簡単!手間なしやわらかレシピ(主菜―肉;主菜―魚介;主菜―卵・豆腐 ほか)
第3章 症状別!食事のポイントとおいしいレシピ(かみ砕きにくい・飲み込みにくいときの食事;食欲が低下したときの食事;低栄養を予防する食事 ほか)
著者等紹介
中村育子[ナカムライクコ]
医療法人社団福寿会福岡クリニック在宅部栄養課課長。1994年、女子栄養大学栄養学部卒業。2011年、同大学院栄養学研究科栄養学専攻修士課程卒業。1994年より板橋区立西台高齢者在宅サービスセンター勤務。1997年、医療法人社団福寿会福岡クリニック在宅部栄養課に入職。一般社団法人日本在宅栄養管理学会(通称:訪栄研)副理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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