出版社内容情報
畑村耕一 世良耕太[ハタムラコウイチ セラコウタ]
内容説明
ファン必読!エンジンはなくならない!エンジン設計の第一人者が最新技術の急所と課題を、厳しく、そして熱く解説!
目次
1 エンジンの原理と進化
2 エンジンは「熱効率」で語れ
3 「普通のエンジン」が「過給ダウンサイジング」を指す時代
4 進化を続けるガソリンエンジン
5 進化を続けるディーゼルエンジン
6 トランスミッションの最新動向
7 「電気」の新しい使い方
8 熱効率の競争を始めたモータースポーツ
9 見えてきた次世代エンジン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
11
ワンテーマが見開き一枚で、写真や図解も多くて読みやすい。エンジンの熱効率のあたりの理屈は難しくて結論のみ読む。CO2の削減は電池の製造や発電にかかる部分まで考えないと、本当の所はわからない。ハイブリット車と普通車の差額をガソリン代で元を取ることが、ほとんどできない事を考えると、世間の常識の方がずれているんだな。燃費の計算方式の国ごとの違いが日米欧のパワートレインの違いを生むとは。間違った規制は国の産業の未来を危うくするね。2017/02/24
文章で飯を食う
5
面白い。HCCIはマツダが実用化して、近々、実車が出るようだ。技術の進歩は加速しているね。2018/10/02
ちんれん
3
わかりにくい。一回読んだだけでは理解不可能。2018/02/14
里山輪太郎
3
これまでの自動車エンジンの変貌、トレンドがわかり、そして動向を占なっている。動向については、個人的に?だ。著者がマツダの出身者でもあり、SKYACTIVEが他社を一歩リードしているような錯覚に陥る恐れあり。内容はとてもレベルが高く難解。エンジンに携わっている人、または学んでいる人じゃないと100%の理解は無理!2017/02/06
Kenta
2
ナツメ社系の本はカラー図で読み易いのがウリやけど、この本はマニアックな内容が多かった。 初めてエンジンの勉強する人には敷居高いのでオススメしません。 1周読んだだけやと完璧に理解できないため、何回か読みます…2016/12/12