内容説明
「結びつき」を強め、「幸せなクラス」へ。学級開き、学級づくり、授業づくり、それぞれの場面で「結びつき」を生むためのコツが満載。
目次
第1部 なぜ今“結びつき”なのか考える・理論編―“結びつき”が子どもたちの未来のチカラになる(幸せなクラスって、どんなクラス?;なぜ今“結びつき”なのか ほか)
第2部 “結びつき”を生み出す50のしかけ(“結びつき”を生む布石を打つ・学級開き編―学級開きの日からしかけていこう!(“結びつき”を意識する場を意図的にしかける;絵本を通して、大切なことを伝える ほか)
“結びつき”を強く育む・学級づくり編―結びつきを強めていく毎日の“しかけ”(複合ノートで、子どもたちと結びつく;ノートを使って一人ひとりと対話しよう ほか)
授業でも“結びつき”を生む・授業づくり編―学び合いの中で“結びつき”と学力を育む(国語:ペアでの音読で距離を縮める;国語:「本の紹介をしよう」プロジェクト ほか))
よりよい“結びつき”を生むためのQ&A
著者等紹介
大野睦仁[オオノムツヒト]
北海道教育大学卒、現在は札幌市公立小学校教諭。2006年札幌市教育実践功績者表彰受賞。2007年文部科学大臣優秀教員表彰受賞。北海道内で約80回の開催を数える教師力BRUSH‐UPセミナー事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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フィリッポ・インザーギ
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著名な大野先生でも、いろいろと試行錯誤しながらやっているということに気付かされました。学級経営は、奥が深い。
jotadanobu
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全てを通じて「教室は自分たちでつくるんだ」というメッセージが込められていると感じた。目の前の子どもに合わせて実践してみたいアイデアがあったので、早速考えてみる。2017/08/12
あべし
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まさに「50のアイデア」が書かれた本である。 大切なのは手法じゃない。 手法よりももっと大切なものがある。 そんなことを教えてくれる本だと思う。何よりも太字で書かれたところに、著者の真の思いが込められている気がする。 なぜ、結びつきを求めるのか? なぜ、「結びつくこと」が大切なのか? 子どもたちは、「結びつくこと」によってどんな良いことがあるのか? 大事なのはその先なんだよね。 この本に書かれているのは、そんな著者の思いである。 紹介された方法が全てではない。「アイデア」なのだ。2018/09/01
mori
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少しずつ読み進める。結びつきを強める学級づくりや授業づくりのアイデアが、たくさん。なぜこれをするのか、そのねらいはなにかもセットで書かれているので意図も分かりやすい。子どもに選択させる、決めさせることを貫いている印象。高学年はそれが信頼につながるのだろうな。2018/02/19