内容説明
『春はあけぼの』に秘めた想い…働く女・清少納言が見た宮廷の恋愛と政治の裏事情!
目次
第1章 華やかな宮中で(宮にはじめてまゐりたるころ―はじめての宮中出仕;生ひ先なく―平安のキャリアウーマン ほか)
第2章 政変と変わりゆく日々(頭中将の、すずろなるそら言を―「草の庵」と呼ばれたわけ;虫は―文学に見える虫・身近に見る虫 ほか)
第3章 あくまでも誇り高く(職の御曹司におはしますころ・さて、その左衛門の陣などに―職御曹司でちょっと夜遊び!?;月のいとき明きに―月の明るい晩の煌めく情景 ほか)
第4章 栄華の夢と最後の輝き(大進生昌が家に―笑われ者の生昌と優しい定子;ありがたきもの―めったにないから理想なのかも ほか)
著者等紹介
赤間恵都子[アカマエツコ]
石川県金沢市生まれ。金沢大学大学院修士課程修了、日本女子大学大学院博士課程修了。博士(文学)。十文字学園女子大学人間生活学部文芸文化学科教授。研究分野は平安時代の女流文学で、主として『枕草子』や『蜻蛉日記』を扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たむ
1
ほぼマンガではありません。 大変読み応えのある、赤間先生らしい枕草子愛に溢れた作品でした。 読みながら、楽しくて顔がにやけてしまいました。笑 288ページですが、集中して1時間50分で完読♬2015/12/19
りん
0
類聚章段の現代語訳をtwitterのつぶやき形式で表わして、清少納言をぐっと身近に感じました。定子様は賢くて、優しくて、悪戯心も持ち合わせていて魅力的でした。
六月一日宮玲子
0
枕草子を、詳しくわかりやすく解説している。内容を時期や章ごとにマンガにして、次のページが解説ページなので、とてもわかりやすい。イラストもキレイで、読んでいて楽しくなる。2022/03/24
わんにゃん
0
枕ツイッターが他にはない発想で面白い。 過ぎにしかた恋しきもの、ただ過ぎに過ぐるもの の段は今の私に通ずるものがあったし、 定子の素晴らしさも知ることができた。2019/04/01
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