内容説明
相手の気持ちを動かすには?働きやすく、結果の出せる組織をつくるには?ストレス社会をしなやかに生きるには?法則&テクニックを知れば、対人関係、恋愛、仕事…あらゆることがうまくいく。
目次
1 「本当の私」は、どこにもいない―自分の心にひそむ、矛盾だらけの心理
2 相手と親しくなる、相手の気持ちを動かす―1対1のコミュニケーション
3 異性にもてたい、いい関係を維持したい―恋愛、結婚がうまくいくアプローチ
4 働きやすく、結果の出せる組織をつくる―集団・組織・リーダーシップの心理
5 メディアや文化の影響に気づく―心を支配する、見えない情報圧力
6 ストレスだらけの現代社会を、しなやかに生きる―時事問題からわかる、現代人の孤独とエゴ
著者等紹介
小口孝司[オグチタカシ]
立教大学現代心理学部教授。博士(社会学)。東京大学大学院社会学研究科社会心理学専門課程博士課程修了。昭和女子大学、千葉大学勤務などを経て、現職。専門は社会心理学、産業・組織心理学、観光心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mai
32
分かりやすくてよかったです。見られる自分と見ている自分かぁ。自己概念についての項目が特に面白かったです。2014/04/29
p.ntsk
13
図説や表がたくさん使ってあってヴィジュアル的でとても分かりやすかったです。入門には最適な一冊だと思いました。2013/07/27
怜音
12
図解されていて、内容は比較的平易。自分を客観視するヒントがいくつも書かれてあるので、折を見て読み返してみたい。2019/03/18
あああ
9
実生活の中でも役にたつことがたくさん載ってます。結構面白いかも?2018/05/20
G-dark
9
どう見ても青のものを周りの人たちが「緑だ」と言ったことで自分も「緑だ」と回答する…、そんな人間の弱さがよく分かる本。特にある有名な実験についてのページにゾッとします。監督役が教師役に対して、生徒役が問題の答えを間違える度に電気ショックを与えるよう指示。この実験の結果、なんと6割以上の人が、致死量となる電気ショックを与えていたそうです。…問題の答えを間違えただけで殺害!?そんな馬鹿な話があるか!?と第三者は驚くけれど、教師役の人は「だってそうするように言われたから」という回答をするのでしょうか?恐ろしい…。2018/04/27