内容説明
基礎的な走り込み期、本格的な走り込み期、仕上げ期、調整期、レース、それぞれの時期のトレーニング法をランナーの個性・能力に合わせてアレンジできる!市民ランナーにありがちな弱点克服法も紹介。一歩先に進みたいランナーのために。
目次
序章 市民ランナーのための“新”常識7
1章 マラソントレーニングの基礎知識
2章 マラソントレーニングを始める前に
3章 実践!eA式・王道プログラム
4章 アレンジプログラムを作るための基礎知識
5章 弱点克服プログラム
6章 フルマラソンのレースに出場する
著者等紹介
鈴木彰[スズキアキラ]
NPO法人あっとランナー代表理事。e‐Athletesヘッドコーチ。日本体育協会公認コーチ(陸上競技)。1962年、神奈川県生まれ。陸上・マラソン選手として中学から実業団まで活躍後、89年から大学陸上部の監督として指導者に転身。その後2001年にe‐Athletesを創設。現在は市民ランナー指導の第一人者として、メールによるトレーニング指導を始め、初心者からトップクラスまで、さまざまな層のランナーやアスリートの指導や企画に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
14
自己流のトレーニングでなんとかサブフォーランナーとなった私。現状のトレーニングではもうこれ以上の進歩はないと感じ、本書を手にとってみた。本書にある「持久係数」を計算してみるとハーフマラソンによるものも10kmによるものも著しく高かった。つまりは典型的なスタミナ不足のスピード型のランナーだということ。確かにこれまでのフルマラソンは三回とも30km過ぎで失速してしまっている。まだまだマラソンランナーの体を作れていないということか。本書では具体的なトレーニングプログラムも豊富に紹介されている。2013/07/06
Kaho
7
サブ3ランナーからかなり前にお借りした本。どうも私はその方から見るとあまりいい練習はしていないらしい。読んで自分のタイプも理解できた。っと言ってどうやるかが問題。その方が教えてくれるらしいが。。どうなることやら( ̄▽ ̄)2016/07/13
深海(ふかかい)
5
フルマラソンの記録更新を目指す市民ランナー向け練習法の本です。初心者向けの記述も見られますが、本書のターゲットはあくまでも目標タイム3時間半~3時間の市民ランナーだと感じました。ポイントは2つ。(1)LSDなど負荷の低い練習を積極的に取り入れて、高負荷の練習とのメリハリを明確にすること。多くのランナーは負荷の上限と下限が狭いためにメリハリがなく練習が効果的でないとか。(2)自分がスピード型がスタミナ型かを見極めて、自分にあった練習メニューをアレンジすること。画一的なメニューだけでは効果がないとか。2011/11/29
あん餅LV99
3
LSDの設定ペースがもっと遅くする必要があることが分かり今後取り入れたいと思った。LSDと低速ロング走のタイムバランスを大事にしてしっかりと基礎となる部分を作り上げていきたい。来週がNAHAマラソンなので今の時期の過ごし方が分かり易く書いてあって良かった。次シーズンはもう一ランク上のステップを参考に練習を頑張りたいと思った。目指せサブ4。2012/11/25
かしわもち
2
自分の勝手気ままに走っていたが、膝の怪我を契機に読んでみた。 運動強度の高い練習をすればタイムが向上するわけではない、ということはよくわかった。しかし、自分は1回1回のランニングの気持ちよさを追求して結果的にサブ3.5とかなので、緻密に練習メニューを組み立てるのはどうも苦手。2017/02/17
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