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ケインズ経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816349843
  • NDC分類 331.74
  • Cコード C0033

内容説明

本書は、「古典派経済学vsケインズ経済学」「現代マクロ経済学vsケインズ経済学」の2つの対立軸を提示することで、現代主流派経済学の入門書にもなっている。「古典の解説には、現在の問題意識から過去を回顧し、将来を展望することが必要」と主張する著者は、閉塞状態にある現在の日本経済の視点から『一般理論』を読み、日本経済の将来を展望できるように解説している。

目次

第1章 ケインズはなぜ『一般理論』を書いたのか
第2章 『一般理論』はどんな雇用理論を打ち立てたか
第3章 『一般理論』は消費需要について何を書いているのか
第4章 『一般理論』は投資需要について何を書いているのか
第5章 『一般理論』は貨幣需要について何を書いているのか
第6章 『一般理論』は金融政策について何を書いているのか
第7章 『一般理論』は物価水準決定について何を書いているのか
第8章 『一般理論』と現代マクロ経済学

著者等紹介

滝川好夫[タキガワヨシオ]
1953年7月25日、兵庫県生まれ。神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(矢尾次郎ゼミ)、アメリカ合衆国エール大学大学院、カナダブリティッシュ・コロンビア大学客員研究員を経て、神戸大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまねっと

6
とても難しい本だったのだが、興味深く面白く読んだ。中身の4割も理解できなかったけど、賃金と失業率などがなぜ声高に言われるのかが分かった気がした。もっと経済を勉強したいとも思ったし、古典派経済学の本も興味を持ったし、ほかのケインズ経済学の本も読んでみたいとも思った。図表が分かりやすく見開きで一つの項目が終わるので読みやすかった。1ページで終わらせるのはとても苦労がいっただろうなと推察する。2020/07/19

みやこ

2
ここまで深くないていいかなあくらい詳細まで書かれている…2020/09/12

yuui02

2
本から引用。『古典は経済学は「貨幣供給=貨幣需要」でGDP、「貯蓄=投資」で利子率(自然利子率)が決定されるとし、一般理論では「貨幣供給=貨幣需要」で利子率(市場利子率)「貯蓄=投資」でGDPがそれぞれ決定されるとする。一般理論は何らかの要因が小容量に影響を及ぼすとき、必ず「某要因⇒[消費性向][利子率][資本の限界効率]⇒雇用量」の因果関係でとらえ、それぞれ心理的要因が深く関係していることを示している。』2016/09/23

えりっく

2
内容が濃いから難しいけど、なかなか上手くまとめてあって、書いた人すごい!って思った。結局難しいから半分もわかんなかったけど(笑)でも読みやすいから、理解できそうな空気はある!2012/07/05

はなまるこ

1
古典派経済学とケインズ経済学の比較。入門書として読みましたが、専門外なので難しい。

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