目次
赤系の和の色名
紫系の和の色名
青系の和の色名
緑系の和の色名
黄系の和の色名
茶系の和の色名
白・灰・黒系の和の色名
金色・銀色
レッド系の外来色名
パープル系の外来色名
ブルー系の外来色名
グリーン系の外来色名
イエロー系の外来色名
ブラウン系の外来色名
ホワイト・グレイ・ブラック系の外来色名
著者等紹介
永田泰弘[ナガタヤスヒロ]
1958年山口大学工学部卒業。(株)カラープランニングセンター代表取締役。都市の景観色彩基準策定、建築物色彩計画等に従事。日本色彩学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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れみ
107
色のサンプルと名前を日本のものと欧米のものとに分けて紹介・解説する本。翻訳すると同じ色として認識されそうなものであっても色味が微妙に(ときには大幅に)違うことがあり、そこには元になった動植物や食べ物などの種類が違ったり服飾品の文化が違ったりするという事情があるというのが興味深いところ。小説などに服の色などが出てきてもうまく思い浮かべられないこともあるので、そういうときの調べ物に今度ちょっと使ってみよう。2017/01/22
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
65
桜・桃・梅……。日本を代表する春の花木を総じて〈ピンク〉と呼び、前の職場の先輩から怒られた事があります。「微妙な色彩をたった一つの色名で呼ぶようになると、感性が劣化する」と言われた事もあり、この手の色彩辞典は興味のある分野です。本書は写真を豊富に使い487色の名前を紹介した【色彩図鑑】。〈赤・レッド〉〈紫・パープル〉〈青・ブルー〉〈緑・グリーン〉〈黄・イエロー〉〈茶・ブラウン〉と和と洋に分けて分類しているのも分かりやすい。購入して手元に置きたい一冊です。2014/11/26
湘子
51
日本と外国との両方の色の名前がたくさん♪ その色の名前の由来とかが簡単にまとめられていて興味深かったです。日本の色の名前はほんとに情緒があるというか…いいんですよね(*^^*) その色の名前の元になった物とかが実際の写真で紹介されているのがとてもいい。紫のあたりは日本らしいなぁと思ったり。和名は時々名前と色がなかなか一致しないものもありますので、この本で再確認できました。なんか、日本人でよかった〜と思っちゃいました。2014/11/30
姉勤
46
鈍色?浅葱色?黄蘗色…小説や学術本などの色の表現に、ピンと来なかったり、勘違いしていたり。色見本と写真と和名と洋名。よくぞ載せたり487色。色ごとにミニ解説があり、鳥や植物、鉱物、果ては歌舞伎役者が好きな色が色名となっていたり、謂れや由来を知るのも乙。とにかくカラフルで眺めているだけでも面白い。加えてPhotoshop等画像ソフトでおなじみの、ディスプレーの表現値(RGB red,green,blue)プリントアウトの表現値(CMYK cyan,magenta,yelloy,kuro)のパラメータも付録。2015/08/20
こぽぞう☆
26
ひたすら色を眺める本。図書館で借りたんだけど、手元に欲しいなぁ。2016/10/19