内容説明
京都は、サラリーマンやOLと観光客が同じ道を歩き、同じところで立ち止まる。片やビルの中に入り、片やビル脇の祠をのぞき込む。観光都市でありながら現実に大勢の人々が住み、東京や大阪と同じような商業都市でもある。京都人にとって、古都京都を守りつづけるのもまた創造にほかならない。本書は、そういう京都の過去現在を拾い集め、ざらざらとした歴史の感触を実感できるよう構成されている。
目次
第1章 自然・歴史
第2章 神社・仏閣
第3章 建築・庭園
第4章 美術・工芸
第5章 芸能・文化
第6章 伝説・奇譚
第7章 祭・歳事
第8章 京都検定模擬試験100
著者等紹介
高野澄[タカノキヨシ]
1938(昭和13)年埼玉県生まれ。同志社大学文学部卒業。立命館大学大学院文学研究科修了。立命館大学助手を経て著述業
杭迫一[クイセコハジメ]
1960(昭和35)年京都生まれ。早稲田大学第一文学部美術史科中退。出版社編集部に勤務後、1991年よりフリーライター・編集者として活動を続けている。京都や伝統文化を中心に各種雑誌に記事を掲載中。単行本では山中一樹のペンネームで「七樹七彩」(近代出版)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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