出版社内容情報
看護師を対象に、心電図の基礎知識から、主な波形と対処法を、オールカラーでコンパクトに紹介した1冊です。簡便に長時間の心電図を取れることから、看護の現場で使用されることの多い「モニター心電図」を中心に解説します。執筆には心臓・循環器の専門医があたり、多くの波形サンプルと判断のポイントをわかりやすく紹介しています。
目次
第1章 心電図の基礎知識(刺激伝導系―心臓の働きと興奮を伝える刺激伝導系;心電図波形(1)―心電図の基本波形とイオンによる電位差
心電図波形(2)―正常洞調律と心拍数の計算のしかた ほか)
第2章 不整脈の種類と対処法(不整脈診断のフローチャート;生理的不整脈(1)―洞性不整脈
生理的不整脈(2)―洞性頻脈 ほか)
第3章 注意したい波形の変化(P波の変化1~6;PQ時間の変化1~4;QRS波の変化12 ほか)
著者等紹介
山科章[ヤマシナアキラ]
1952年広島県生まれ。1976年広島大学医学部医学科卒業。聖路加国際病院内科勤務後、ニューヨーク市St.Luke‐Roosevelt Hospital Center心臓核医学部門フェロー、聖路加国際病院内科医長を経て、東京医科大学内科学第二講座主任教授。医学博士。日本内科学会認定内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本集中医療学会認定集中治療医学専門医、日本核医学会認定医の資格をもつ
五関善成[ゴセキヨシナリ]
1963年千葉県生まれ。1989年東京医科大学医学部医学科卒業。東京医科大学内科学第二講座勤務後、カリフォルニア大学サンフランシスコ校心臓電気生理学部門フェロー、東京医科大学八王子医療センター循環器内科を経て、東京医科大学内科学第二講座講師。医学博士。日本内科学会認定内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医の資格をもつ
石山泰三[イシヤマタイゾウ]
1971年千葉県生まれ。1996年東京医科大学医学部医学科卒業。新潟県立川綜合病院勤務を経て、東京医科大学内科学第二講座助手。医学博士。日本内科学会認定内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医の資格をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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