内容説明
飛鳥時代に日本にやってきた仏教は、四季の行事から冠婚葬祭にまで、私たち日本人の生活習慣のなかにさまざまな形で根づいています。しかし、儀礼や行事は知っていても、その根底に流れる仏教本来の意味を知っている人は少ないでしょう。本書は、お盆、お彼岸から葬儀、法事といった仏教独特の儀礼の意味から、宗派の開祖たちの歴史、仏像の見方、お釈迦様の教えまで、Q&A形式で楽しく解説しています。
目次
第1章 日本の四季に欠かせない 暮らしに根づいた仏教行事
第2章 意味を知ってもっと身近に 仏教による冠婚葬祭
第3章 みんな知ってる 仏道を行く歴史的有名人
第4章 古刹巡りをもっと楽しく 仏像・お寺を知る
第5章 悟りを開いたインドの王子 お釈迦様の教え
第6章 実はお経の一句?知らずに使っている仏教語
三択クイズ―解いた後は話のネタに!
著者等紹介
佐々木宏幹[ササキコウカン]
駒澤大学名誉教授・文学博士。1930(昭和5)年生まれ。駒澤大学文学部を経て、東京都立大学大学院博士課程修了。宗教(仏教)人類学専攻。日本宗教学会評議員。国際宗教研究所常務理事。曹洞宗総合研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
creatoyama
0
身内が亡くなり、お坊さんと話していて、ふと気になったので読んでみた。色々と疑問はあるけど、もう少しさまざまな本を読んでみたいと思った。2015/08/31
(・ω・)
0
図書館2014/03/16
creatoyama
0
これも神道と同じでなんだかよくわからないなぁという思いで読んだ。如来、観音、菩薩、地蔵など何がなんだかわからなかったので。観音は観音菩薩なんだと知った。流し読みで読んだが少し次回につなげたいと思う。2012/06/03
蝶楊
0
お葬式や仏滅など身近で素朴な疑問について答えてあり参考になった。釈迦については長く説明していたけれど欲を言えば、明王や地蔵の事も掘り下げて欲しかったかな、と思う2009/11/13
天使
0
よい!2021/02/14