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出版社内容情報
虎木に憧れる新人バイト登場! コンビニ夜勤吸血鬼の生活に波乱の予感!?
内容説明
吸血鬼が一年で最も苦手な季節―クリスマス。街中に溢れる十字架だけでも気が滅入るのに、池袋でコンビニ夜勤に勤しむ吸血鬼の虎木に、さらなる災難が。天敵である男性恐怖症のシスター・アイリスが、隣の部屋に引っ越してきたのだ。聖務のパートナーに任命されてしまい、アイリスからどうにか逃れようとする虎木だが、職場のコンビニは年末の繁忙期に突入し、崩壊待ったなし。そんな時、新人バイトとして現れたのは、梁詩澪と名乗る美人の留学生。虎木は詩澪とバイトに励むが、そこにアイリスと未晴が様子を見に押しかけてきて、事態は修羅場寸前に。さらに、コンビニ強盗までやってきて―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
31
★★★★ 吸血鬼である主人公・虎木とシスターであるアイリスとのドタバタ奮闘記第二弾。今巻では新たなヒロイン候補として表紙の女性・詩澪が登場し、虎木に惹かれてアルバイトに応募してきたという彼女にアイリスと未晴がヤキモキしながらとあるファントムの思惑に巻き込まれていく話。今作は個人的にファンタジー要素とラブコメ要素が丁度良い塩梅で描かれており、どちらの要素も十分満足出来る所が好ましい。また、新たに登場したヒロインの詩澪はキャラデザも含めて好みに刺さるキャラクターであり、今後どのように物語に絡んでくるのかが今→2021/03/03
よっち
31
天敵のシスター・アイリスが隣の部屋に引っ越してきて、クリスマスでも池袋でコンビニ夜勤に勤しむ吸血鬼の虎木。そんな繁忙期に、新人バイトとして謎めいた美人留学生・梁詩澪がやってくる第二弾。パートナーだからと未晴と一緒にイートインコーナーで二人を監視するアイリスにはつい微笑ましい気持ちになりましたけど、妙に距離感が近くて警戒していた詩澪の正体を知っても、変わらない虎木の態度がなかなか印象的でしたね。新たな因縁も明らかになって、新ヒロインも加わった三者三様のアプローチが虎木相手に功を奏するのか、続巻も楽しみです。2021/02/11
こも 旧柏バカ一代
27
虎木は吸血鬼になって70年。人間に戻りたいと願いながらもコンビニで深夜のバイト。そんな彼の部屋にエクソシストのシスターが転がり込んで来た。そして今度はバイト先に中華系の人が深夜限定のバイトに入って来た。そしたら彼女はキョンシーだった。でも完全なキョンシーではなくデミと呼ばれている夜はキョンシー、昼間は人間になる特異体質だった。そんな彼女がバイト先に来た理由は、完全なファントムになるために吸血鬼の虎木に血を吸ってもらい眷属にしてもらう。だから虎木を催眠で誘惑して血を吸わせようとするが、、失敗した。2022/02/14
サケ太
19
やはり好き。新キャラ投入で、更に関係性の強化があって面白い。別の意味でぐいぐい来てて良い感じ。アイリスの母の過去はどんなものだったのか。今後の展開も楽しみ。2021/02/22
しぇん
19
中国といえばあの妖怪ですね。一巻に続き美晴お嬢様の愛が重い巻でした。しかし、世界中から妖怪が来る展開になるのか、どんな展開にしていくのか気になります2021/02/27