よくわかる量子力学

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784816340062
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0042

内容説明

原子よりも小さいミクロの世界をとりあつかう量子力学。ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・P・ファインマンの名言「実際、それはミステリー以外の何ものでもない」からもわかるように、非常に複雑です。本書は難解で複雑な量子力学を、比較的容易にできる実験や、興味深いエピソードをおりまぜながらわかりやすく解説しました。特に、量子力学の特徴的な概念である「重ね合わせの原理」については、多くのページを割いて入念に説明しています。

目次

1 不思議な常識と量子
2 身の回りのもので調べる量子と原子の世界
3 量子力学のルールと重ね合わせ
4 重ね合わせ、量子コンピュータ、暗号解読
5 不確定性関係と量子暗号
6 量子からみ合いと量子テレポーテーション
7 量子力学に謎を突きつけるブラックホール

著者等紹介

夏梅誠[ナツウメマコト]
1967年生まれ。高エネルギー加速器研究機構助手。テキサス大学オースチン校でPh.D.取得。うち3年間は、指導教官の異動に伴いカリフォルニア大学サンタバーバラ校で過ごす。おもな研究分野は、超ひも理論

二間瀬敏史[フタマセトシフミ]
1953年、札幌市生まれ。京都大学理学部卒業。ウェールズ大学カーディフ校博士課程修了。東北大学大学院理学研究科天文学専攻、教授。一般相対論、宇宙論の理論的研究が専門であるが、最近ではすばる望遠鏡で重力レンズ現象の観測的研究も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅ〜

14
ものすごく、個人的な感想。この本読んでから授業受ければ、もっと理解が深まったはず…‼︎2014/06/05

里馬

9
このナツメ社のかはわからないが、以前図解雑学シリーズでなにか酷くつまらない物を読んだ覚えがあって、あまり期待していなかった。量子力学が面白いのか著者の説得が上手いのか判らないが、刺激される事この上なし。5割も理解したとは到底言えないがわからないなりに(からこそ??)楽しんだ2009/05/11

FourSeasons

3
面白い。ひも理論とかヒッグス粒子とかもチラッと出てきて、ますます分かるようで分からない。やっぱり物理学面白いな〜♪どこがで真面目に授業受けたいな〜。2016/06/05

ksk

3
面白かった。全く知らない分野の本を読んで、どれくらい理解できるのか試してみようと思ったら、本書に「そもそも、量子力学は分からないもの」とあり、むしろ安心した。量子力学は本当にファンタジーだと思う。人類はよくこんなことを考えるなぁ。安定のナツメ社。昔からナツメ社でよく勉強してきた。これからもしていく。2016/02/17

Masaki Takise

2
とても面白い。ただシュレーディンガーの実験の被験体になった猫の事を思うと胸が痛む。表紙に描かれたまっすぐこちらを見る猫の視線が量子力学の世界へと引き込んでいく。2012/03/03

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