内容説明
群雄割拠の戦国期から、その戦国期を戦い抜き覇者となった秀吉・家康の時代までをわかりやすく解説している。有名な合戦や歴史的事件の舞台裏には何があったのかが手に取るようにわかる。戦国期は殺伐とした時代ながらも、進取に富み、活気にあふれた時代だった。特に、文化の地方伝播が促進されたことは見逃せない。また、侘び茶、連歌、南蛮渡来の文物など、戦国期をいろどった様々な文化の存在も忘れてはならない。本書は、これらの様々な文化や風習についてもわかりやすく解説。
目次
第１章 応仁・文明の乱（１４６７～１４９２）
第２章 明応の政変（１４９３～１５０７）
第３章 大内義興入京（１５０８～１５３１）
第４章 天文法華の乱（１５３２～１５６７）
第５章 信長入京（１５６８～１５７６）
第６章 本能寺の変（１５７７～１５８２）
第７章 秀吉から家康へ（１５８３～１６１５）
著者等紹介
源城政好［ゲンジョウマサヨシ］
（財）藤井永観文庫理事
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感想・レビュー
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takuchan
1
合戦より時代背景や文化的な側面の記述が多い印象。戦国時代のドラマティックな面だけでなく、背景や負の部分にも目を向けるきっかけになる。2015/04/26
ヨルマン
0
戦国史というと戦国武将や城、合戦のイメージが強いがそれ以前の室町幕府が作り上げて来た要素が重要であることを強く感じた。戦国史自体が独立したものではなくそれ以前の流れを汲んだものであることを理解した上で勉強していかないといけないと感じた。2017/04/05
