内容説明
環境エネルギー問題、地球温暖化問題を解決する夢の発電装置として注目を集める燃料電池。燃料電池自動車への利用だけを見ると新発明と思われがちだが、実は約160年もの歴史を持つ比較的安定した発電装置でもある。本書では、わたしたちが想像する「電池」とはあらゆる面で異なる、いわば「クリーンな発電機」である燃料電池についてわかりやすく解説している。
目次
1 燃料電池の時代がやってくる
2 水素と酸素で電気を生むしくみ
3 いろいろなタイプの燃料電池
4 燃料電池のパーツとシステム
5 未来のクルマ―燃料電池自動車
6 身近で便利な燃料電池
7 燃料電池社会へむけて
著者等紹介
小林光一[コバヤシコウイチ]
群馬県生まれ。東京都立大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了。現在武蔵工業大学工学部環境エネルギー工学科教授。横浜国立大学工学部非常勤講師。理学博士。専攻は界面化学、有機材料化学。ニューヨーク州立大学、ペンシルバニア大学客員研究員
高橋政志[タカハシマサシ]
東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了。現在武蔵工業大学工学部環境エネルギー工学科講師。学術博士。専攻は界面化学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。