内容説明
インターネットの普及等で世界はより身近になってきました。同時に、互いの民族の文化・伝統・歴史に対する知識の必要性を実感する機会が増えたのではないでしょうか。また一方では、冷戦が終結したにも関わらず、地域紛争に代表される民族問題や宗教問題、複雑で根深い問題が山積みしています。これらの問題は、世界史を学んだ上でなければ、解決策への糸口を見つけることはできないでしょう。世界史をコンパクトに、かつスムーズに理解するのは大変難しいことです。そこで、本書は、年表・地図や相関関係等のイラストを多用し、視覚的にも理解を助けつつ、時代の大きな流れがわかるように解説しました。世界史には数多くの民族、地域、国家、事件、人物が登場しますが、それらが決してバラバラに存在するのではなく、互いに関連し合って展開してきたことがわかるように、説明しています。本書を通して世界史の知識を深めれば、あなたの世界観がさらに広がりをもったものになるはずです。
目次
第1章 文明の始まり「西アジア・ヨーロッパ」
第2章 文明の始まり「インド・東アジア・アメリカ」
第3章 東アジア世界の発展
第4章 イスラム世界と東西文化の交流
第5章 ヨーロッパ世界の展開
第6章 絶対主義と市民革命
第7章 ヨーロッパ世界の成長とアメリカ大陸の発展
第8章 アジア・アフリカ世界の変容と帝国主義
第9章 第一次世界大戦と第二次世界大戦
第10章 大戦後の世界
著者等紹介
岡田功[オカダイサオ]
1950年埼玉県に生まれる。1974年東京学芸大学教育学部卒業。1982年明治大学大学院文学研究科博士課程単位取得。東京学芸大学教育学部、明治大学文学部非常勤講師を歴任。県立高校教諭を経て、1990年から大宮市立大宮西高校教諭。主要著書に、共訳、侯外盧『中国古代社会史論』名著刊行会、1997年。共著『新ひとりで学べる世界史B』清水書院、1996年。共著『年表対照式世界史必修用語事典』文英堂、1996年
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