内容説明
この世のすべてのもの、光さえも吸い込んでしまう天体。それがブラックホール。本書は、研究が続く今でも、多くの謎を秘めているブラックホールについて、最新知識、最新情報を交えてわかりやすく解説した。
目次
空間と重力―一般相対性理論の世界像
奇妙な解、奇妙な空間、奇妙な天体
ブラックホールはどんなモノ
観測されたブラックホール
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mstr_kk
4
必要があって読みました。これはわかりやすいです。そしてやっぱり、相対性理論は好きだなと思いました。2016/03/30
らくだ
1
ブラックホールにいろいろな種類があるのは知らなかった。まだ、ブラックホールは分からないことがあるので、いろいろな説が出てくろのだろう。でも、ちょっと古いかも。10年で分かってきたことが沢山あるんだな。科学の進歩は凄いもんだ。2012/03/21
卯月
0
再読、2000年の本。ブルーバックスの『ゼロからわかるブラックホール』と比べると、『ゼロ』は天文学でコレは物理学だな、と思う。必ず見開きで文章と図解ワンセットのシリーズ。BH自体の性質(電荷、回転の有無による4種類の違い)、BH回転速度に限界はあるか、BH間際まで行くことができたらどう見えるか、BH内に落ちた人からはどう見えるか、BHからの脱出は可能か、のような考察が解り易くて面白い。「裸の特異点」「宇宙検閲官仮説」って用語がカッコいいよね。6章の観測されているBH候補天体、今はもっと増えているだろうな。2015/08/20
ハナ
0
面白いけど難しかった!カール・シュヴァルツシルトのことがとっても印象に残った。知らないことがいっぱい書いてあった。ブラックホールを外から見たらどんな感じなのか、の図は気持ち悪かったなあ。2012/11/13
to4to4
0
ブラックホールについて、わかったような、わからないような… そんだけ宇宙は広いし、わからないことばかりってことだ。2012/09/23