内容説明
仏教者であり、戦没者遺族でもある著者が、現代日本の精神状況を支配しつづける神道的宗教性を見据え、靖国問題の核心に迫る。
目次
習俗の貌をした神道的宗教性
信教の自由を獲得するたたかい―靖国訴訟判決を問う
仏教者としての非戦平和―内面の尊厳を根拠にして
靖国に収斂される国立追悼施設
靖国神社合祀取り下げ顛末記
まつろはぬぞ靖国―小泉首相靖国参拝違憲訴訟法廷の証言
講演 靖国問題の現段階
著者等紹介
菅原龍憲[スガハラリュウケン]
1940年島根県に生まれる。現在、小泉首相靖国参拝違憲アジア訴訟団原告代表。真宗遺族会事務局長。浄土真宗本願寺派正蔵坊住職
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