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カラーアトラス 新泌尿器科手術手技図譜

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  • サイズ A4変判/ページ数 480p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784815916725
  • NDC分類 494.92
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 2000年に刊行された「泌尿器科手術手技図譜」は若手泌尿器科医から大きな支持を得た.しかし,刊行以後,著者は予見しえなかった合併症あるいは治療方針に悩む症例を何度となく経験し,そのことが前著改訂への原動力となった.
 内容は大幅に書き直され,また写真はオールカラーとした.手術図も大幅に追加,総図版は1000点を超える.泌尿器科手術の基本はもとより必ず直面する難局をいかに克服するかを,著者自らの経験例,豊富な手術解剖図と術中カラー写真とによって,具体的かつ詳細に解説している.    

《目次》
本書の目的と対象,および筆者の意図
総論I  術者として手術に向かう心構え
総論II 助手として手術に向かう心構え
梶谷環先生の手術べからず集
手術を学んでいく一般的な過程
ステップ1
 A .執刀する手術
  1)陰嚢,陰茎の小手術
 B .助手として入る手術
  2)腹部の比較的浅い層の短時間の手術の第一助手
  3)大きな手術,長時間の手術の第二助手
ステップ2
 A .執刀する手術
  1)陰嚢,陰茎の手術,鼠径部の手術
  2)腹部の比較的浅い層の短時間の手術
 B .助手として入る手術
  3)大きな手術,長時間の手術の第一助手
ステップ3
 A .執刀する手術
  1)前立腺,膀胱,腎など各種癌の定型的手術
  2)新膀胱作成術など各種尿路変向・再建術
  3)稀な症例,case by case で確立された定型術式が無い例
 B .助手として入る手術
  4)術者を指導する助手になった時
各論 I 手術一般の基本について
1.手術一般での実際の注意
2.一般的な基本的手術の流れ
3.特に消化管の吻合について
4.血管縫合について
各論 II 泌尿器科手術の代表的切開法とリンパ節郭清術
1.泌尿器科手術の代表的切開法
2.泌尿器科の代表的リンパ節郭清術
各論 III 幾つかの術式で共通する重要な操作
1.尿管の剥離,保護および切断操作
2.膜様部尿道切断の逆行性術式(膀胱癌,前立腺癌の逆行性共通術式)
各論 IV 手 術 項 目
1. 陰   茎
2.精   巣
3.女 性 尿 道
4.鼠 径 部
5.後 腹 膜 腔
6.前立腺:肥大症の手術
7.前立腺:癌の手術
8.膀胱:良性疾患の手術および膀胱部分切除術
9.膀胱:癌の全摘除
10.尿   管
11.腎盂・尿管および腎;経腰式腹膜外腎尿管手術
12.腎盂・尿管および腎;経腹膜的腎尿管手術
13.副   腎
14.泌尿器科医が行う腸管操作
15.代表的な尿路変向術
16.新膀胱作製術の各種手術

内容説明

若手医師の手術の当面の目標は、いきなり大手術をわけも分からず行うのではなく、容易と思われている手術を要領良く、手早く、合併症なく行うことである。初めに担当する陰茎、陰嚢の各種の手術例を増やし、その各手技を示した。開放手術の腎摘除術、前立腺摘除術、膀胱摘除術は、その手術時間は長く、全体像を写真で全て表すと膨大な量になる。理解を助けるため、はじめにスケッチで手術の手順図を示した。総合力を試される卒業試験の様な膀胱摘除術+新膀胱作製術の項目を、男女別、逆行性、順行性の違いから記述した。さらに新膀胱作製術の各種の方法を示し、充実させた。尿路再建手術は結果が勝負であり、その手術後のレントゲン写真も示した。

目次

総論(術者として手術に向かう心構え;助手として手述に向かう心構え)
梶谷環先生の手術べからず集
手術を学んでいく一般的な過程
各論(手術一般の基本について;泌尿器科手術の代表的切開法とリンパ節郭清術;幾つかの術式で共通する重要な操作;手術項目)

著者等紹介

阿曽佳郎[アソウヨシオ]
東京大学名誉教授

高井計弘[タカイカズヒロ]
前日本赤十字社医療センター部長

亀山周二[カメヤマシュウジ]
NTT東日本関東病院部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。