出版社内容情報
《内容》 本書は,総論では乳癌検診の背景,精度管理システム,精中委の役割,マンモグラフィによる乳癌検診の基礎知識・基本手技,用語分類などを解説し,各論では著者らの豊富な経験と資料の中から厳選された各種の典型例,読影困難例を供覧し,ガイドラインに添った読影コメントとカテゴリー分類,判断樹について解説する.
《目次》
●総 論●
1.乳癌検診の背景と現状
1)本邦と欧米の乳癌罹患・死亡
2)乳癌検診の目的
3)欧米のマンモグラフィによる乳癌検診の成績
4)わが国の乳癌検診の成績
5)厚生省通達(老健65号)について
6)マンモグラフィ併用検診の実施方式
2.マンモグラフィの進歩
1)マンモグラフィ装置の進歩
2)乳房X線撮影装置の具備しなければならない条件
3)日常的,定期的な品質管理
3.マンモグラフィ撮影技術とポジショニング
1)撮影方向
2)MLOポジショニング
3)CCポジショニング
4)圧 迫
5)blindエリア
4.乳癌検診における精度管理
1)マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の役割
2)教育・研修委員会および施設・画像評価委員会の活動
文 献
●各 論●
1. 乳腺の解剖
1)乳房の構造
2)血 管 系
3)マンモグラム読影上の解剖学
2. マンモグラム読影法の基本
1)読影環境
2)マンモグラムのシャウカステンへのかけ方
3)読影の作業手順
(1)マンモグラムを読影する
(2)読影所見を統一された用語で記載する
(3)所見用語をそれぞれのカテゴリー判断樹に当てはめる
(4)総合的にカテゴリー分類を行い判定する
3. 乳腺実質分類
4. カテゴリー分類と判断樹
1)カテゴリー分類
(1)読影不能
(2)読影可能
2)カテゴリーの判断樹
(1)腫瘤のカテゴリーの判断樹
(2)石灰化のカテゴリーの判断樹
(3)その他の所見のカテゴリー
5. マンモグラム所見用語(乳房画像診断用語集)
1)腫 瘤
(1)形 状
(2)境界および辺縁
(3)濃 度
2)石 灰 化
(1)明らかな良性石灰化
(2)良悪性の鑑別を必要とする石灰化
3)その他の所見
(1)乳腺実質の所見
(2)皮膚所見
(3)リンパ節の所見
4)病変の部位
5)所見用紙
文 献
●マンモグラム読影の実際(症例供覧)●
基 本 編
応 用 編
初 級(レベル1)
中 級(レベル2)
上 級(レベル3)
特 別 編
索 引
内容説明
本アトラス集では、まず乳癌検診の背景、マンモグラフィ検診の精度管理システム、精中委の役割、マンモグラフィ診断の基礎知識、読影の基本、マンモグラム所見用語、カテゴリー分類と判断樹等について解説し、マンモグラム所見上の各種の典型例、読影困難例などの症例供覧をできるだけ多く収載した。
目次
総論(乳癌検診の背景と現状;マンモグラフィの進歩;マンモグラフィ撮影技術とポジショニング ほか)
各論(乳腺の解剖;マンモグラフィ読影法の基本;乳腺実質分類 ほか)
マンモグラム読影の実際(症例供覧)(基本編;応用編;特別編)
著者等紹介
森本忠興[モリモトタダオキ]
徳島大学医学部保健学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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