出版社内容情報
《内容》 いま注目を浴びている子どもの心の諸問題を洩れなく取りあげた「児童青年精神医学」の決定版.臨床の現場,児童相談所や学校・教育関係施設などでの生きたテキストを目指す.
《目次》
I.総 論
1.児童青年精神医学の歴史と特徴
2.子どもの正常発達
3.児童期の精神疾患の原因
4.子どもの精神障害の分類
5.子どもの精神障害の診断
6.子どもの治療に関する一般的原則
II.各 論
1.精神遅滞
2.学習障害,学力(学習能力)の特異的発達障害
3.運動能力障害,発達性協調運動障害
4.コミュニケーション障害
5.広汎性発達障害
6.注意欠陥/多動性障害
7.行為障害,反抗挑戦性障害
8.哺育障害
9.チック障害,トゥレット障害
10.排泄障害
11.摂食障害
12.睡眠障害
13.選択性緘黙
14.反応性愛着障害
15.精神分裂病
16.気分障害
17.パニック障害
18.特定の恐怖症
19.強迫性障害
20.ストレス性障害
21.身体表現性障害
22.解離性障害
23.性障害および性同一性障害
24.境界性障害
25.児童虐待
26.薬物乱用・依存・中毒
27.その他の行動障害
III.リエゾンサービス
1.小児疾患へのコンサルテーション・リエゾン精神医学
2.臓器移植
3.骨髄移植
4.死にゆく子どもと家族へのケア
IV.精神保健をめぐる諸問題
1.家族の精神保健
2.学校精神保健
3.地域精神保健
4.母子精神保健
V.遺伝カウンセリング
1 遺伝カウンセリングに関する一般的知識
2 遺伝カウンセリングの手順
3 児童精神医学領域での遺伝カウンセリング
VI.司法精神医学
1 司法精神医学の概念と歴史
2 犯罪者の責任能力判定と処遇
3 非行少年の処遇
4 精神鑑定と,非行少年の鑑別
5 少年非行の動向
6 児童・青年期精神医学と関連の深い犯罪例
VII.その他
1.海外帰国子女の心の問題
2.子どもの人権
VIII.治 療
1.心理・社会的治療
2.精神療法
3.プレイセラピー
4.箱庭療法
5.絵画療法
6.家族療法
7.サイコドラマ
8.集団療法
9.行動療法
10.認知療法
11.言語療法
12.児童・思春期の精神科入院治療
13.学校との治療的連携
14.ソーシャルワーク
15.障害児の療育とハビリテーション
16.乳幼児母治療
17.生物学的治療
内容説明
現代という時代を真摯に見据え、新しい児童青年精神医学の知見を集大成。子どもにかかわるさまざまな領域で学ぶ学生のための教科書として、臨床の場において子どものこころの問題にかかわるすべての方々に役立つ参考書として、必要な項目を網羅し、それぞれの分野を代表する第一人者の方々が執筆。
目次
1 総論
2 各論
3 リエゾンサービス
4 精神保健をめぐる諸問題
5 遺伝カウンセリング
6 司法精神医学
7 その他
8 治療
著者等紹介
山崎晃資[ヤマザキコウスケ]
東海大学医学部精神科学教授
牛島定信[ウシジマサダノブ]
東京慈恵会医科大学精神医学講座教授
栗田広[クリタヒロシ]
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野教授
青木省三[アオキショウゾウ]
川崎医科大学精神科学教室教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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