出版社内容情報
《内容》 初版より著者長年の臨床知見と新しいトピックスを発信し続ける老年期痴呆の最新指針.急速に進む高齢化の中で,老年期痴呆の診療,介護に携わる方々必読の書.
《目次》
I.老年期痴呆とは
1.痴呆Dementiaとは
2.加齢に伴う認識能の低下
3.老年期痴呆の種類
II.老年期痴呆の診断
1.痴呆の診断
2.痴呆の診断基準
3.痴呆の臨床症状
4.痴呆診断の実際
5.痴呆の種類の鑑別
6.痴呆の検査
7.痴呆のテスト
8.老年期痴呆の鑑別診断
III.老年期痴呆の治療
1.患者への対応
2.環境の調整
3.生活管理(病院,施設において)
4.薬物治療
IV.老年期痴呆の経過,予後
V.老年期痴呆の予防
1.脳血管性痴呆の予防
2.Alzheimer型老年痴呆の予防
ぼけ予防10ヵ条(1997),ぼけ介護10ヵ条(1999),痴呆(ぼけ)介護家族の接し方10ヵ条(2001)
追 記
1.N式老年者用精神状態評価尺度
2.N式老年者用日常生活動作能力評価尺度
3.Nicergolin
内容説明
本書は老年期痴呆への対応、診断、治療について具体的に述べたものである。薬物療法では脳血管障害の精神症状に効果の期待される脳代謝改善薬について、とくに新しいものまで紹介した。また比較的基礎的事項その他はノートあるいはメモとして記載した。改訂第三版では、アルツハイマー型老年痴呆に対し、抗痴呆薬が出現したことについて詳述し、また治療に関する1~2の事項を追加するなどした。
目次
1 老年期痴呆とは
2 老年期痴呆の診断
3 老年期痴呆の治療
4 老年期痴呆の経過、予後
5 老年期痴呆の予防
追記
著者等紹介
大友英一[オオトモエイイチ]
昭和3年10月14日生。昭和28年東京大学医学部卒業。昭和29年東京大学医学部附属病院冲中内科入局。昭和35年社会福祉法人浴風会病院内科医員。昭和40年同内科医長。昭和47年同副院長。昭和58年同院長、現在に至る。専攻・内科学、特に神経内科学
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