内容説明
本書の主旨は、第一線の実地医家が脳卒中の診療を行う場合、直接役立つ事項を具体的に述べるとともに、それらを最新の進歩した病態解明の理論により裏づけすることを目的としている。
目次
脳血管障害に関する諸問題の最近の動向
脳血管障害のリスクファクターとその管理
脳血管障害の主要症候とその特徴
ベッドサイドにおける脳血管障害の鑑別診断
脳血管障害を疑った場合、緊急にすべき手順
脳血管障害のCTとMRI―経過を追って
脳血管の非侵襲的検査―MRA・頸動脈超音波診断
脳血管障害時の脳循環動態の異常―PET・SPECT
脳血管障害急性期における頭蓋内圧低下薬・脳循環代謝改善薬・降圧薬の使用法
虚血性脳血管障害に対する抗凝固薬・抗血小板薬の使用法と有用性〔ほか〕