シンガポール近代経済史 - グローバル経済・地域貿易・国際中継港

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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784815812553
  • Cコード C3033

出版社内容情報

商品市場の統合から国際金融システムの構築まで、域内各地で沸き起こる経済活動のうねりを巧みに結びあわせ、外部世界へと接続した中継港シンガポールの役割を多角的に分析。植民地化による分割をこえた東南アジア地域の形成過程を捉え、自律的発展のメカニズムを新たな次元で実証する。


【目次】

 凡例・略語一覧
 地 図

序 章 国際中継港からみたアジア間貿易とグローバル経済
      -- 長期の19世紀とシンガポール
     はじめに
     1 グローバル経済史とアジア経済史
     2 西洋の衝撃とアジア間貿易論
     3 長期の19世紀
     4 東南アジア域内交易と国際中継港への注目
     5 アジア域内「市場統合」の実証
     6 東南アジア地域史の断絶を超えて
     7 本書の構成

  第Ⅰ編 東南アジア域内交易の成長とシンガポールの勃興

第1章 国際中継港の起源
      --「華人の世紀」とシンガポールの登場(18世紀から1820年代)
     はじめに
     1 「華人の世紀」におけるアジア域内交易のパターン
     2 域内交易の構造と東南アジア貿易の推計(1800~1830年)
     3 1820年代におけるシンガポール貿易の初期発展
     おわりに

第2章 遠隔地貿易と域内交易の融合と成長
      -- シンガポールの台頭(1828~73年)
     はじめに
     1 西洋植民地の貿易統計
     2 英蘭植民地を中心とした貿易パターン -- 分析の枠組み
     3 英蘭植民地を中心とした東南アジア貿易の規模と趨勢
     4 シンガポール域内交易の特徴
     5 広域東南アジアにおける貿易拡大と地域性
     おわりに

第3章 一次産品輸出の成長とシンガポール
      -- 中継港からステープル港へ(1874~1913年)
     はじめに
     1 1870年代以降の東南アジア植民地化と貿易発展
     2 東南アジア貿易のパターンとシンガポールの中継機能
     3 域内交易の変容とステープル貿易成長
     おわりに

  第Ⅱ編 国際中継港を介した商品流通システムの発達

第4章 中継港機能の形成と発展
      -- 綿製品と東南アジア現地産物の交易(19世紀前半)
     はじめに
     1 綿製品と東南アジア産物の交易発展
     2 英蘭関税政策の展開
     3 商業取引における仲介華人商人の役割
     4 綿製品域内輸出の地域性と商人活動
     5 仲介華人商人とアジア人商人の取引
     6 新旧商品流通の接続と融合
     おわりに

第5章 シンガポールをハブとする域内市場統合
      -- 米貿易の発展(1828~70年)
     はじめに
     1 1870年以前の東南アジアの米貿易
     2 シンガポー

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