出版社内容情報
なぜPKOに協力するのか。紛争後の国家・社会はいかなる形をとるべきか。そもそも平和とは何か。現場の実践に深くビルトインされた概念を根本から問い直し、多岐にわたる活動を貫き支えるPKOの本質を鋭く析出。内在する緊張や矛盾をも正面から見つめ、理想論をこえてその行方を展望する。
内容説明
変貌するミッションの核心をつかむ。なぜPKOに協力するのか。紛争後の国家はいかなる形をとるべきか。そもそも平和とは何か。現場の実践に深くビルトインされた概念を徹底的に問い直し、多岐にわたる活動を貫くPKOの本質を析出。内在する緊張や矛盾も見つめ、理想論をこえてその行方を展望する。
目次
序章 平和維持を考える(PKOという実践;実践を動かす思想 ほか)
第1章 協力―PKOはなぜ可能となるのか(PKOを支える協力;多角化するPKO協力 ほか)
第2章 国家―紛争後社会のガバナンスとはなにか(国家建設としての平和維持・構築;現代国家建設論 ほか)
第3章 平和―なにが和解をもたらすのか(PKO研究における「平和」;平和へのアプローチ ほか)
終章 平和維持思想と国際政治―変化、継続、架橋から(平和維持における諸思想・実践;平和維持思想の変化と継続性 ほか)
著者等紹介
山下光[ヤマシタヒカル]
2003年ウェールズ大学(現アベリストウィス大学)国際政治学部博士課程修了。防衛省防衛研究所理論研究部政治・法制研究室長などを経て、静岡県立大学国際関係学部教授、博士(国際政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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