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出版社内容情報
新型コロナ拡大を機に、テレワークを導入する企業が増えている。従業員1万人以上の大企業の4割がテレワークを導入し、出社するか否かは各人に任せるという「まだらテレワーク」が定着しつつある企業も多い。そんな中で、最も、根本的な変更を求められるのが、管理職に求められる資質や、チーム作りやマネジメントの方法論。部下が見えず、チームに一体感が作りにくい状況で、どうやってコミュニケーションし、教育し、チームのモチベーションを高めていくのか。パーソル総合研究所が2020年に約6回にわたり、のべ9万人を対象に行ったテレワークの実態調査をベースに、同社の執行役員を務め、組織開発やデジタルラーニングのコンサル経験を多数持つ高橋豊氏が、テレワーク時代に根本的に変えるべきマネジメントの考え方や実践的な技術を提案する。現場マネージャーから人事担当者、経営幹部も必読。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち
10
☆☆☆ 私の職場では直接的にはテレワークは関係ないのだが、部下のマネジメント方法については大いに参考となった。テレワークの現場では、情報の93%を占める非言語情報が不足してしまう。これにより部下側は、コミュニケーション不安や評価に対する不安を感じやすくなる。このような不安を解消するために上司ができることは、メタ認知力を活かした観察力を持つこと。また皆が発言しやすい環境を整える心理的安全性の確保。そして、仕事の目的を文章化して共有化すること。結果としてこれらは、通常の業務においても大切なことだと感じた。2025/03/02
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
10
よかった。御多分に洩れず、テレワークしてる当社、当部署。同じ部署でも、人によっては2ヶ月くらい直接会ってない人もいる。1on1はしてるけど、これでいいのかな?と思って読んでみた。ああ、たしかに私もこれ困ってる、迷ってる、と言語化してくれてて、とても良い本だった。とくに「気にかけるべきはさぼりか、長時間労働か?」「テレワーク時代の人脈の広げ方」「部下の仕事は細かくチェックし管理したほうがいいのか?」が、まさに私の迷いポイントと困りポイントだった。図書館にかえすけど、また読もう。図書館本2021/07/27
のっち
9
☆☆☆ 科目修得試験へ向けての復習再読。試験自体は選択式の空欄補充問題が1題10問と、論述式が2題で比較的解きやすかった印象。さてマネジメントやリーダーシップ、チームビルディングに関しては、「環境変化と共に変わらなければいけないこと(変動)」「職場で働く人々の特性や関係性によって変えていく必要があること(準変動)」「原理原則として変えてはいけないこと(固定)」の3つの階層があるとのこと。筆者がこのような考え方に基づいているので、本書の内容はテレワークの実施されない現場においても、活かせる内容となっている。2025/04/23
Salsaru
5
片付再読。管理される方の立場からの再読。2022/08/21
TadashiK
4
まだマネージされる側ですが参考になりました。テレワークでは阿吽の呼吸や察するということが通用しにくくなっているので、部下も上司も自分の意見、疑問を明確に伝えないといけないなと改めて感じました。2021/07/30