アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界

個数:

アレクサンドロス以後―長いヘレニズムとギリシア世界

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月18日 02時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811709
  • NDC分類 231.8
  • Cコード C3022

出版社内容情報

ヒト・モノ・アイデアの活発な移動、メガシティや新宗教の出現、市民の政治参加とその浸蝕──。西地中海から中央アジアまでひろがった言語・制度・文化は、在地社会と交わりながらかつてない光景をもたらした。ローマ支配下でも継続したギリシア人の「グローバル」な拡散・統合を、500年のスパンで展望する画期的通史。

内容説明

「グローバル」な世界が立ちあらわれる。ヒト・モノ・アイデアの活発な移動、メガシテイや新宗教の出現、市民の政治参加とその侵蝕―。西地中海から中央アジアまでひろがった言語・制度・文化は、在地社会と交わりながらかつてない光景をもたらした。ローマ支配下でも継続したギリシア人の拡散・統合のあゆみを、500年のスパンで展望する画期的通史。

目次

第1章 すべてはどうはじまったのか(前三五六年~前三二三年)―マケドニアからオイクメネへ
第2章 後継者たち(前三二三年~前二七五年)―王国を作った山師たち
第3章 短い三世紀の「古い」ギリシア(前二七九年~前二一七年)―生存・自由・覇権を求める闘い
第4章 プトレマイオス朝の黄金時代(前二八三年~前二一七年)
第5章 王と王国
第6章 連邦と帝国の世界のなかでの都市国家
第7章 絡まり合い(前二二一年~前一八八年)―ローマの登場
第8章 ギリシア国家からローマ属州へ(前一八八年~前一二九年)
第9章 アジアとエジプトのヘレニズム王国の衰亡(前一八八年~前八〇年)
第10章 来寇する野心家たちの戦場(前八八年~前三〇年)
第11章 ローマ期東方(前三〇年~一三八年)―地方の歴史とそのグローバルな背景
第12章 アウグストゥスからハドリアヌスまでの皇帝、都市、属州(前三〇年~一三八年)
第13章 社会経済状況―ギリシア都市から「普遍的」ネットワークへ
第14章 社会と文化の流行―恩恵施与者、自発団体、エペボス、運動競技者、女性、奴隷
第15章 都市の儀礼から大神主義へ―コスモポリタニズム世界の諸宗教
第16章 ギリシア人とオイクメネ

著者等紹介

藤井崇[フジイタカシ]
1978年山口県に生まれる。現在、京都大学大学院文学研究科准教授、Dr.phil.(古代史・刻文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

1
長いヘレニズム期 東方遠征 後継者たちの抗争 ヘレニズム諸王国成立 ギリシア人の立ち位置の変化 王号の採用と支配の正当化 ケルト人の侵入とギリシアの抵抗 連邦国家形成 ヘレニズム王国の宮廷 多様な民族構成と支配の課題 支配者崇拝の発展 ローマの東方への関与 ギリシアの「解放」 マケドニア王国の滅亡 アカイア同盟の解体 ローマ支配下のギリシア ミトリダテス戦争 アウグストゥスによる東方支配の確立 皇帝崇拝の普及 ローマの平和 ギリシア文化の繁栄 経済活動の多様化 ヘレニズム期の宗教の変化 ギリシア世界の変容2025/04/15

Fumitaka

1
アレクサンドロスの東征によって引き起こされたギリシア文化の伝播を、ハドリアヌス時代までの長いスパンで捉え、ギリシアの属州化がローマの「帝国主義化」の最初期の一例であり、またヘレニズム時代のエリート家系などの寡頭的な「金権支配」は民主制のアテナイでも変わらなかった(p. 119)など、継続性や変化について論述。「いま、そこにある危機」(p. 37)がどうとか東部「戦線異常あり」(p. 67)だとかスター・トレックがどう(p. 304)とかちょくちょく現代視覚文化(p. 344)に言及され面白い。2025/01/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22109852
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品