出版社内容情報
彼は「思想を感覚的に把握する」ことができた、というT・S・エリオットの再評価以来、ジョン・ダンの名は、イギリス文学の中に揺るぎない位置を占めている。本書は、「魂の修辞」を駆使したこの「形而上詩人」の全詩業を、機敏な日本語で現代に甦らせた訳者多年の労作である。
目次
唄とソネット
エピグラム
エレジー
婚礼歌
諷刺詩
書簡詩
記念日の歌
挽歌と葬送歌―様々な方々の死に臨んで
魂の遍歴
宗教詩
著者等紹介
湯浅信之[ユアサノブユキ]
1932年生まれ。現在、広島大学名誉教授。本書により日本翻訳文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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