出版社内容情報
我々がもつべき生き方の自由と、普遍的規範を求める理性──。価値観の林立する現代において溝を深めるこの二つは、果たして調停しうるのか。ヘアの哲学を軸にサールやトゥールミンらの議論も検討し、共同の学びに焦点を置いた倫理を提示、Why-be-moral?問題に新たな答えを与える野心作。
内容説明
我々がもつべき生き方の自由と、普遍的規範を求める理性―。価値観の林立する現代において溝を深めるこの二つは、果たして調停しうるのか。ヘアの哲学を軸にサールやトゥールミンらの議論も検討し、共同の学びに焦点を置いた倫理を提示、Why‐be‐moral?問題に新たな答えを与える野心作。
目次
第1部 ヘア(従来の『道徳の言語』理解―レトロスペクティヴな同定;『道徳の言語』読解(前編)
『道徳の言語』読解(後編)
自由と理性)
第2部 ヘアと好敵手たち(ヘアとサール;ヘアとトゥールミン;ヘアとマッキー;結章)
著者等紹介
冨田絢矢[トミタジュンヤ]
1991年愛知県名古屋市に生まれる。現在、上智大学法学部特別研究員、共栄大学ほか非常勤講師、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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