聖母の晩年―中世・ルネサンス期イタリアにおける図像の系譜

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聖母の晩年―中世・ルネサンス期イタリアにおける図像の系譜

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  • サイズ A5判/ページ数 904p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815811419
  • NDC分類 723.37
  • Cコード C3071

出版社内容情報

聖書には、彼女がどのように生を終えたかについての記述がない。しかし、マリア崇敬の高まりとともに、外典や伝承などにもとづき晩年伝の多様な図像が生み出されてきた。地中海圏の聖堂壁画からチマブーエやドゥッチョ、ジョットらの作品までをその背景とともに跡づけ、知られざる聖母の美術史をよみがえらせる。

内容説明

マリアの最期をめぐる美術史。聖書には、彼女がどのように生を終えたかについての記述がない。しかし、マリア崇敬の高まりとともに、外典や伝承などにもとづき晩年伝の多様な図像が生み出されてきた。地中海圏の聖堂壁画からチマブーエやドゥッチョ、ジョットらの作品までをその背景とともに跡づけ、知られざる聖母の美術史をよみがえらせる。

目次

序章
第1部 図像の生成と地中海圏―五世紀から一三世紀まで(聖母の晩年にまつわる最初期の作例群;聖母晩年伝表象に対する躊躇と欲求;一三世紀末イタリアにおける聖母晩年伝の開花)
第2部 ドゥッチョとジョットによる刷新―一四世紀前半を中心に(シエナ―ドゥッチョの“マエスタ”と、聖母による都市とコンタードの連帯;ジョットの衝撃)
第3部 図像と機能の樹形図―一四世紀後半から一五世紀まで(震源地ローマ―失われた聖母晩年伝作例の存在とその図像の伝播;聖なる空間と政治的空間における機能―ローマの聖母晩年伝との関連性)
終章

著者等紹介

桑原夏子[クワバラナツコ]
1985年東京都に生まれる。2018年フィレンツェ大学大学院博士課程修了(博士号取得)。第16回『美術史』論文賞(美術史学会)受賞。2019年第1回西洋中世学会学会賞受賞。現在、早稲田大学高等研究所専任講師、博士(美術史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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