内容説明
モンゴル帝国の侵攻はヨーロッパを震撼させ、その世界像に転換を迫った。当時、東方に派遣された修道士や商人たちは何を見、どのように記録したのか。ルブルクやマルコ・ポーロ、ハイトンらの旅行記から、世界地図カタラン・アトラスまで、全15編を原典から翻訳集成。アジア認識の展開をたどる。
目次
第1部(マシュー・パリス『大年代記』(抄)
カルピニ『モンガル人の歴史』
シモン・ド・サンカンタン『タルタル人の歴史』
ルブルク『旅行記』
リコルドゥス・デ・モンテ・クルキス『巡礼記』(抄) ほか)
第2部(プレスビテル・イォハンネスの書簡;ペゴロッティ『商取引実務』(抄)
ボッカッチォ『デカメロン』(抄)
フィレンツェ・サンタ・マリーア・ノヴェッラ教会スペイン礼拝堂壁画
カタラン・アトラス)
著者等紹介
高田英樹[タカタヒデキ]
兵庫県丹波に生まれる。京都・ピーサでイタリア語を学ぶ。ローマ・松山・大阪で日本語を教える。宝塚・丹波で再びイタリア語を学んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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